9/28、わたくしが去年から見させていただいておりますヴイアラの初有観客イベントがありました。開幕にオリジナル全体曲1曲、半分がトークイベント、1/4がアイマスカバー(3曲)、1/4がそれぞれのソロ曲(3曲)、締めに事務所全体曲(ハッピース)1曲という感じで、ファンイベントの色が強いイベントでしたが、歌唱パートは迫力がありましたので、お暇でしたらぜひ、昼夜どちらか楽しんでいただけましたら嬉しいです。
さて、このイベントで1stワンマンライブの発表がありました。
それを踏まえて、今後のファン活方針を個人的に整理するため、このエントリを書くことにしました。ヴイアラの今後の展望に対する夢や希望といったものではなく、あくまで1ファンとしてどう行動するべきか? をまとめたものになりますので、そんなに面白いものではないと思います。
■1stライブは第二の「最終審査」レベルの難題ではないか?
2025年3月22日、1stワンマンライブがZepp DiverCity TOKYOで行われることが決定しました。
個人的には、これを「成功」と呼べるレベルにするのはかなり難しいと考えていて、2024年3月31日に行われた最終審査並の難易度になっているのではないかと思っています。なぜなら、Zepp DiverCity TOKYOのキャパシティは2000前後、2F席まで合わせれば2400程度で、これはプロミの(配信を除く)チケット販売数の(おそらく)2倍以上になるからです。
ワンマンライブを開催するからには、今後のことも考えれば、座席の8割は埋めたいところ。そう考えると、残り5~6ヶ月で動員数を2倍以上に増やさなければならない。これは非常にハードルが高い。
ヴイアラが「現実にアイドルマスターというゲームを落とし込んだもの」だということは、このブログでも何度かお話していますが、アイマスというゲームは多くの場合、一定期間のラストまでに達成するべき何らかのクエストがあり、達成できなければそこで終了してしまいます。
ヴイアラが「現実版アイドルマスター」である以上、1年ごとにそういった何らかの「達成するべきクエスト」が設定されているのではないか? つまり、公言されてはいないものの、1stワンマンライブのチケ販売数は、「今後のヴイアライヴの活動展開/継続/終了にダイレクトに影響するのではないか」というのが私の見立てです(まあ、商業活動である以上は当たり前の話ですが)。
■「TLS」では目標を大きく上回る得票数だったものの……
ここで1つはっきりさせておかなければならないのは、最終審査で、3人は目標の1人5000票を大きく上回る得票数で当選しましたが、これは「本来、ヴイアライヴが持っている数字ではない」ということです。
ただ義理で投票するだけの人もいたでしょうし、「配信だから」見に来たという人もいるでしょう。冒頭無料配信後に配信チケの販売数が伸びたという話でしたが、逆にいえば、「最初は金を出してまで見るつもりがない」人が多かったということです。
そういう人が、果たしてハードルの高い現地ライブに足を運ぶかどうか? 個人的には、あまり現実的には思えません。ですから、TLSのことは忘れ、プロミのチケ販売数を参考に考えていくべきでしょう。
■ワンマンライブのチケ”だけ”売っても意味がない
ただたんにチケ販売数を稼ぎたいだけであれば、友達に頼み込んで一緒にライブに行ってもらうとか、チケを多々買いするとか、やりようは色々あるかもしれません。
しかし、友達に頼み込むにしても、チケ代金(含む移動費)は決して安い金額ではありませんし、何より時間を誰かに消費させるということは、どれだけ親しい間柄であっても難しい注文になるでしょう。個人が多々買いするにしても財布への負担が大きく、継続することは難しいでしょう。
ですから、やはり「ライブに来てくれるファンを増やすこと」を考えていかなければならないのかなと思います。
■鍵を握るのは、やはり『普段の配信』
突然ですが、アイマスで特定の推しがいる人や、アイマスのライブに来る人は、何をきっかけにしてそうなったんでしょうか? 色々なきっかけはあると思いますが、やはり多くの人は「ゲームをきっかけにして」と答えると思います。
ところが、ヴイアラにはゲームがありません。ヴイアラにとって、この「ゲーム」に該当する部分は、『普段の配信』になるわけです。ヴイアラの「入り口」は配信であり、この部分が弱ければ間口が広がっていきようもありません。
業務連絡部分で石川社長が「まずは登録者数10万人を目指す」と言っていたことからも、ライブだけでなく、配信業をもっともっと強化したいという強い考えが透けているように感じます。
■配信を強くするためにファンができることとは?
以前、「久しぶりのヴイアラエントリと今後について」という記事の中で、「彼女たちは配信者としてまだまだ弱い」「もっと、彼女たちを配信者として強くしたい」と書いたことがありました。
あれから半年、配信者として一歩ずつ成長しているものの、やはりヴイアラの現状としては、まだまだ「弱い」と言わざるを得ません。配信者としてのバロメーター、つまり同時接続数やチャンネル登録者数を増やすために個人ができることは、やはり「人の目に触れる機会」を多く作ることかと思います。
上記のエントリで「個人にできて、負担が少ないこと」を挙げているのですが、それに加えて、最近では次のことを実践しています。
・配信途中での再共有post
最近はヴイアラの配信も3~4時間ということが多くなってきました。
演者もたまに、休憩がてらに「みんな、今こんな感じのことやってるよって宣伝して」とお願いすることがありますが、定期的に、その時の進行度などと一緒に配信共有postすることで、「ちょうど暇だったから見てみるか」とか、「見たかったけど用事が入って忘れてた」みたいな人を拾い上げられればいいかな、と思っています。
・ショートやアーカイブを見る際にも共有postをする
上記と同じ理由で、これも「誰かのスキマ時間にスルッと入り込む」ことを意識した行動です。
現代ではエンタメなり、配信なりが数多くひしめきあっていて、「暇な時間」というのはほとんどありません。ですから、共有postしたところで、誰の目にも止まらないかもしれません。しかし、共有postなんて1~2秒の手間ですし、お金もかかりません。リスクとリターンを考えた時、リターンが多いわけですから、やらない手はないでしょう。
■ファンにできることは少ない。結果は気にせずにやれることをやろう!
はっきり言って、ファンができる活動というのは非常に限られていますし、目に見えて効果があるかどうかもわかりません。ですが、そこで変に「意味のある活動をしなきゃ」と意気込むのも、正直いって息苦しく、ファンであることすら負担に感じてしまうことになりかねません。
1stライブのチケット販売数を増やすために、といっても、「販売数を2倍にする」などというのは、勝股春樹がめちゃくちゃやる気を見せなければ絶対に不可能です。たとえできなかったとしても、それは勝股春樹の責任であって、絶対にファンの責任ではありません。
しかし、Vアイドル界隈への参入や、それをきっかけにしたコラボ配信などによって、今後はヴイアラに対して、「積極的に追う程ではないが、なんかあの子が気になるな」くらいの人が増えることが予想されます。そういう人に「配信に触れる機会」を作ることくらいは、ファンが積極的に取り組んでもいいのではないかなと思っています。
以上。