灯里愛夏、上水流宇宙、レトラの3人は、絶対にこのエントリを見ないようにお願いします。
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見ないでね。
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問7.プロジェクトの運営やコンテンツに関するご意見等がございましたら是非お聞かせください。
ご提案と、率直な意見の2つがあります。
まずご提案の方ですが、ライバーアイドルだけでなく、運営も評価の対象にしてはどうでしょうか? 理由がいくつかあるので、説明させていただきます。
・ユーザーと運営の認識差を把握するためのツールとして利用できる
運営が評価対象になることによって、「運営とユーザーが同じ方向を向いているか?」「ユーザーと意識の食い違いが発生していないか?」を確認する機会を増やすことができます。
正直言って、現状、「運営が向いている方向」と「ユーザーが望んでいる方向」が同じだとは感じていません。このプロジェクトは、ユーザーも巻き込んではじめて真価を発揮するものだと考えています。この「ユーザーも巻き込んで」の部分は、1年目は上手く機能していて、とても面白い経験をさせていただきました。しかし、2年目は(私個人の視点で言えば)「守りに入る運営」と「もっとアクティブに攻めてほしいユーザー」との間で大きな溝ができてしまい、はっきりいえばプロジェクト全体の面白みがかなり薄れてしまったというのが正直な感想です。
この認識ズレは、「運営とユーザーの間でコンセンサスが取れていない」ことが原因だと考えています。運営を評価対象とすることで、より具体的な「ユーザーの声」を1ヶ月に1度の頻度で収集することができます。その結果を分析し、「ユーザーが望む方向性を叶える」「できないならできないでフォローを入れる」「運営が望む方向に誘導する」等、何らかのアクションを取ることで、運営とユーザーの間でコンセンサスを取ることができます(もちろん、限度はありますが)。
・「運営コンテンツ化」の一環として
私は「演者だけでなく、運営もヴイアライヴのコンテンツになった方が、より面白い」と考えています。「ソロ勝股の部屋」や「1stライブスタッフオーディオコメンタリー」は、運営コンテンツ化企画として、大変楽しく拝見させていただきました。せっかく「顔が見える運営」がいるのですから、それをもっと活用して行きましょう。
・不満のはけ口として
「認識差を把握するためのツールとして」と似たような理由になります。現状、少し「ヴイアラ」で検索するだけでも、ヴイアラに対する不満が散見されます。運営を評価対象にすることで、1ヶ月に1度、「運営に対するご意見枠」ができるので、こうした不満を細かく吸収し、外に出さないようにする役割が期待できます。
・評価対象になった場合、そのご意見募集の形態はどうするべきか?
運営を評価対象にしたとして、単純にご意見募集としてしまうと、非常にネガティブな意見が大量に集まりかねません。偏った意見ばかりを目にすることになり、正常な運営方針の判断ができなくなる可能性があります。そこで、基本的には「今月のヴイアラ全体の企画や施策で良かったこと」を挙げてもらい、その理由を聞くという形がいいのかなと考えています。
もちろん、その内容を単純に受け止めるのではなく、反応の多さ/薄さなども含めて精査し、「どういった企画がユーザーに求められているのか?」を分析したり、「反応は薄いものの、熱望されている」とか、「企画に可能性を感じるので続けてみよう」とか、そうした判断の材料として使っていただければいいのではないかなと思います。もちろん、ガス抜き要因として、フリーのご意見枠はあった方がいいと思いますが……。
【ご意見】
さて、ここからは意見(お気持ち)になります。こちらは3つあります。
・ヴイアライヴというプロジェクトに「可能性」を感じなくなってきている
正直なところ、2年目のプロジェクトには、かなりがっかりしています。少なくとも私が1年目に期待していたことは、「アイマスのV」でありながら、流行りの歌ってみたや踊ってみたに乗っていったり、あるいは流行りのゲームを実況したりするような「フットワークの軽さ」、そして宇宙さんのウルポ出店のような、演者の行動がリアルに影響を及ぼす面白さでした。
ところが、2年目のプロジェクトは何かと理由をつけては「あれはできない」「これは難しい」というばかりで、1年目にあった「難題にチャレンジし、達成していこう」という野心をまるで感じませんでした。私個人の意見になりますが、曲のリリースというのは最低限やって当たり前の部分であって、それに+αされる「わくわく」がありませんでした。
人間、同じものを3年も見続ければ、ある程度の「伸びしろ」は見切れます。そして、このプロジェクトがこの調子で3年目も続いていくなら、3年目が終わる頃には、もう完全に「わくわくできるような伸びしろ」は無くなっているだろうな、というのが私の見解です。
もちろん、これはユーザーの勝手な意見です。もしかしたら運営の視点から見れば、現状は数多くの難題をクリアした上で成り立っている、奇跡の産物なのかもしれません。しかし、数多くの難題をクリアした結果が「現在」なのであれば、言い換えるなら、「vα-liv」が、それだけのハードルを超えてなお、曲以外は他の配信者に並ぶか、若干劣るくらいの環境しか用意できないコンテンツなのであれば、ユーザーはどこに可能性を見い出せばいいのでしょうか?
専門でやっていらっしゃる方に、私のような素人がこんなことを言うのもおこがましい話なのですが、エンタメ業界というのは「期待」を売る商売だと思います。そして、今のプロジェクトには、期待感がありません。私は、運営には、どれだけ内情が苦しかろうと、ユーザーのイメージをふたまわりは超えてほしいと思っています。そのくらいのサプライズがあってはじめて、私は「このコンテンツに賭けよう」「少なくない人生の時間を、このコンテンツと一緒に過ごしてみよう」と思えるのです。
ソロ勝股の部屋は、本来、運営の熱意を伝え、ユーザーの期待感を煽るコンテンツとして機能するはずでした。しかし、先日のソロ勝股の部屋は「できないこと」「やれないこと」「やってほしくないこと」の表明に終止し、ユーザーの質問も無難なものばかりをチョイスしていて、見ていてわくわくしない構成でした。現状のプロジェクトから感じる守りの姿勢そのものの内容には、少なからずがっかりさせられました。
・自分たちの行いを省みる機会を作ってほしい
先ほど、「ヴイアラで検索すると、ユーザーの不満が目に付く」という話に触れましたが、運営として、この現状に対して、どのように考えているのでしょうか? また、表明される不満の内容について、どう考えているのでしょうか? 「自分たちは精一杯やっているのに、また謂れのない非難を受けている」とお考えなのでしょうか?
私は、表明されている不満について、その内容が大きく的を外していると思いません。よく見られる不満は「配信スケジュールやショート動画投稿数に偏りがある」というものですが、配信スケジュールやショート動画の投稿数に大きな差があるのは事実ですし、配信内容の力の入り具合から、演者に対する期待感が透けて見えると私も感じています。
運営が実際にどのように考えているのかはわかりません。重要なのは、「一部の人間には、そう見えてしまっている」ということです。ソロ勝股の部屋で「邪推するな」とか「比較するな」という話をされていらっしゃいましたが、それは運営が邪推されない環境、比較されない環境を用意した上で発言すべきであって、運営が提示しているものに明確に差があるにもかかわらずそこに対して「邪推するな、比較するな」といったところで、言われたほうが悔い改めるわけもありません。黙れば、現状の「差」が拡大していく可能性が高いわけですから。
運営の元には、数多くの「ご意見」が寄せられていて、こうした問題はとっくに把握済みのはずです。にも関わらず現状を改善する気配が見えないのであれば、現状に不満を抱えたユーザーが運営の「おねがい」に従う理由は、何一つ存在しないということを、どうかご理解いただきたいのです。
我々は演者の発言から、次のような情報を与えられています。
(スケジュールの偏りやショート動画の投稿数に関して)
・「スケジュールは自分たちで決めているわけではない」
・「配信可能だと伝えているが、配信のスケジュールがなぜか組まれない」
・(1stライブ直前のダンスショート連打は)「言われたまま撮っているだけ」
(運営の意図がよくわからない行動として)
・「1stライブ後に、関係者等のpostをたくさんRTしたり、楽屋花などの写真をpostしていたら怒られた」(演者として当たり前のことをしているだけでは?)
・「歌ってみた」にプレミアムをつける(1年やってみて、歌枠や歌ってみたをプレミアム化したことによって、いったいどんなプラス効果が得られましたか? 私には全く実感がありませんが)
上記のような情報から、少なくとも私は、「そもそも、不満を表明されるような環境を作っているのは運営である」という認識を持っています。
もしかしたら、こうした話をすると、演者に対して「配信での発言に気をつけろ」という指導が入るのかもしれません。しかし、上記の発言が事実なのだとしたら、問題は演者ではなく、運営側にあると私は思います。であれば、直すべきは運営の方針です。
もし仮に、上記の発言が運営の認識とぜんぜん違う場合。その場合は、演者の発言より、「運営の方針が、演者に伝わっていない」ことが問題になってくると思います。つまり、意思疎通に齟齬が発生しているということであり、運営と演者の認識のすり合わせが必要になってくるでしょう。
いずれにせよ、運営は「受け手が理解していない」ではなく、「自分たちが、受け手に理解されるような振る舞いをできていない」という認識を持ち、どうすれば多くの人に自分たちの理念や行動の意図が理解してもらえるのかを、真剣に考えていただきたいと思っています。
・すぐ「予算が」とか「許諾が」という言い訳をするのをやめてほしい。
vα-livより遥かに集客が少ないVアイドルができていることが、なぜできないのか? 申し訳ありませんが、「予算がないからできない」といわれて、はいそうですかと納得する人間はよっぽどのお人好しです。
ゲームなどの許諾についても同様です。ただたんに許諾をとるだけなら、やりようがいくらでもあるということは、ユーザーはとっくにお見通しです(※と、思っているうユーザーも居るという話です)。それをいつまでも曖昧な表現で逃げ続けることは、ユーザーにとって無礼を働いていると認識してください。自社の他部署との兼ね合いでできないと言われたほうが、よっぽど納得できます。
正直にいうと、2年目のプロジェクトには「覚悟」がまるで足りていないように感じています。先日のソロ勝股の部屋で、「他社は他社」とおっしゃっておられましたが、このプロジェクトはVtuber戦国時代の中を戦っていこうというプロジェクトなのではないのですか? ただアイマスという世界観の中で、アイドル育成の真似事をしていればそれで満足という企画だったのでしょうか? 「うちにはうちの事情があるから、やれないことはやれない」と言い続けていれば、ユーザーはそれを理解していつまでもvα-livを見捨てずにいてくれるのでしょうか? ただ「何にもできないつまらないプロジェクトだな」と思われるだけではないでしょうか?
6/26に3年目の方針発表が行われ、その場でどのような発表が行われるのか。そこで発表される内容によって、ある程度の「今後」が予測できると考えています。こうした不満や疑問を吹き飛ばすような、驚きとわくわくに満ちた発表を期待しています。
問8.今後の目標設定&評価システムについて、ライバーアイドルの成長に向けたご意見やアイデア等ございましたら是非お聞かせください。
現状の目標設定・評価システムには、次のような欠点があると考えています。
・ライバーアイドルの目標に主観的なものが多い。そのため、達成度合いをはかるための客観的な「物差し」が存在しない。
・ライバーアイドルの目標設定が、「何を目的に設定されたものなのか?」が不明瞭。通常、月次に掲げる目標は「大目標」を達成するための段階的な目標であることが望ましいが、ライバーアイドルの「大目標」が提示されていないため、月次で掲げる目標の意図が伝わってこない。
・ライバーアイドル自身が、目標達成することを重要視していない。別に達成できなくてペナルティがあるわけでもないし、達成したからといってご褒美があるわけでもないので、当然ではある(このため、現在のシステムは、自分の成長に”非常に前向き”な人間しか有効活用できない)。
・ライバーアイドルたちは、愛夏を除いて「月次目標は、自分を成長させるためのステップ」であることを認識していない。宇宙は月間の行動方針発表の場くらいに思っているし、レトラは毎月、場当たり的に目標を設定してそれをこなすだけで、今までやってきたことが何も身についていない。
・そもそも、ライバーアイドルたちは我が強いため、目標が達成できなかった場合でも「なぜ達成できなかったのか?」「どういう点が良くなかったのか?」「どういう点に改善の余地があるのか?」などのリスナーの意見を求めていない。
・素人が的確な分析ができるわけもなく、多くの「批評」的な意見は役に立たない。
こうした理由から、今まで行われてきたような「目標を掲げ、それをどの程度、達成したのかリスナーが判定する」というシステムは、本当の意味でライバーを成長させたいと考えるなら、何の役にも立たないと思っています。
彼女たちの言動から、彼女たちは自分たちの活動や、自分たちの決めた方向性に対して、背中を押してくれるような肯定的な意見を求めているように感じます。であれば、従来のように目標を定めるのではなく、「月間に行われた配信の中で、どの配信の、どの場面が面白かったか?」「どういうところが良かったか?」という、リスナーの「好き」を収集するシステムに変更するのはどうでしょうか?
この利点として、
・「リスナーの好きを収集することで、配信受けする題材の傾向を探り、企画を立てる際の根拠にしやすくなる」
・自分が考えた企画が肯定されることで、自信がつく(もちろん、あまり受けが良くなくて落ち込むこともあるでしょうが)。
・「好き」を募集することは、必然的に「嫌い」は集まらないということであり、精神衛生上良い。
欠点としては、
・「受けが悪かったもの」に関して、自分で分析しなければならない。
・「リアクションが薄い」=受けが悪かったという認識をしっかり持たなければならない。「なんか反応薄かったなぁ~これ」程度の認識しか持てないようではいけない。
目標に関しては、そもそも「チャンネル登録者数10万人」というものがあるわけですから、それを大目標にすればいいだけの話だと考えています。それを達成するために「ウケる」配信の精度を高める。どの配信のどういう場面のウケがよかったのかを収集することで、自分の「強み」を認識し、更に強化していく。その中で、新たなアイディアが生まれ、それを試し、その反応が良ければ更にそれを強化する……という好循環が生まれれば理想的なのではないかなと思います。