「君、影薄いね」と貴方は言った

ネットの片隅に生きるだらだらしたフォーブログ

ヴイアラ 2025年7-9月中間評価 レトラ編

<レトラ>の7~9月の配信の中で特によかったと思う配信コンテンツを1つお答えください。
【#Spi4】激辛×心理戦ワードウルフ🔥
 
<レトラ>の7~9月の”配信活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 今のレトラさんにとって、配信活動というのはどういう位置づけになっているのでしょうか?
 
 まず前提として、私はレトラさんの現状の配信活動について不満はありません。その上で、「レトラさんが配信活動をどう考えているのか?」は知っておきたいと思っています。配信者側とリスナー側で認識のズレがあると、不満が発生しやすいからです。
 
 さて、私は現在のレトラさんの配信については、次のように考えています。
 
1.シンガープロジェクトが始まったことで、レトラさんの「配信」の位置付けは変化した。
2.配信は「レトラさんとファンの交流」の手段のひとつで、積極的に新規の人を集めたいわけではない(もちろん、来たら嬉しい)。
3.配信はレトラさんの「横の繋がり」を作るための手段という部分が大きく、リスナーはそれを眺めて楽しむのが正解。
 
 特に2については、私だけがそう感じているわけではなく、Xでも同じような意見をいくつか目にしています。
 
 さて、最初に書きましたが、私個人としては、現状に不満があるわけではありません。それは、「レトラさんの『やるべきこと』を考えると、少なくとも1~2年は配信の優先度が低くならざるを得ない」と考えているからです。
 
 私は、レトラさんの配信を楽しみにしています。ですから、レトラさんの配信が少なくなれば、残念に思います。一方で、私はレトラさんにアイドルとして、アーティストとして成功して欲しいと強く願っています。
 
 アイドル、アーティストとして成功するためには、何が必要でしょうか?
 アニエラやグレスケ大阪など、実際の移動を伴うスケジュールが発生したあとのレトラさんを見るにつけ、まず体調を維持・管理する能力が必要でしょう。加えて、移動~ステージ~移動というスケジュールをこなすために体力も必要ですし、もちろん歌唱力もいくらあっても足りません。
 
 体調の維持管理には手洗いうがい、食生活の改善、生活習慣の改善が必要でしょうし、体力をつけるためにはレトラさんが苦手な運動をしなければいけません。歌唱力を鍛えるために、今よりも更に「歌」について向き合い、学ぶ必要もあるでしょう。加えて、「アイドル」は現在のレトラさんのベースにあるものですから、そこをおろそかにするのは論外です。となれば、ダンス練習も欠かせないでしょう。
 
 こう考えていくと、どこにも「リスナーのための配信」を挟む余地がありません。
 
 こうした考えから、個人的には、レトラさんには「今後、成長するためのトレーニング」を優先していただき、配信に関しては、レトラさんの趣味だったり、「横の繋がり」を作るための配信を楽しませていただくというのが正しい心構えなのかなと考えています。
 
 もし、レトラさんの認識と違う場合、何らかの対処が必要になるかと思います。しかし、Twitchという配信場所、そしてヴァロラントというテーマ(最近はプレイしていらっしゃいませんが)を選択している以上、こうした評価が出ても仕方ないことだと思いますし、そのイメージを一変させることも難しいのではないかと考えています。
  
<レトラ>の7~9月の”SNS活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 月間アンケートの方でも何度かお伝えした気がしますが、非常に積極的にSNSで発信を行われていて嬉しい限りです。たまに一切のアクション・リアクションがなくなるときがあることに不安を覚えますが、「継続は力なり」を意識し、面倒でも告知やリプライへの返事はするようにしていただけると、見ている方としても嬉しいです。
 
 また、レトラさんは投稿したpostをすぐに修正する癖がありますね。postを修正すると、修正前についたリプライは(少なくとも我々からは)見えなくなりますし、RP・いいねもしていないように見えます(ボタンを押すと、それぞれ緑と赤の色がつきますが、これが消えて見えます)。
 
 正直に言うと、リプライなり、RP・いいねをした後にこれをやられると、自分のしたことがなかったことにされるようで、かなり徒労感(とろうかん・行いが実を結ばないことに対する虚しさのこと)を覚えます。できれば、post修正はあまりしないでいただけると助かります。
  
<レトラ>の 7~9月の(ボイスやグッズ、LIVEなど)  ”その他コンテンツ”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 有志がアニエラなどの現地イベントのショート動画をアップしていたのを拝見しましたが、盛り上がっているようで良かったです。レトラさんはご自身でもおっしゃるとおり、ステージに立つとテンションとパフォーマンスが上がるようですから、これからも積極的に現地イベントに参加し、レトラさんの歌を聞いていただく機会を作るのが良いと思います。
  

<レトラ>に関して運営宛にご意見・ご要望などございましたらお聞かせください。

※読み直したら飛ばしてしまっていたが、過去2年間見てきて、運営スタッフとレトラが噛み合ってると感じたことは一回もないけど、シンプロが始まってからはしっかりスクラム組んでやってるように見えるから良かった、みたいなことを書いた。

 

<レトラ>に一言!
 シンガープロジェクトがはじまり、レトラさんはだいぶ前向きになったように思います。非常に喜ばしいことだと思います。
 
 さて、以前(候補生時代のころ)、私は「彼女たちもいずれデビューし、アイドルとしての活動が忙しくなって、配信が少なくなるかもしれない。しかし、それは喜ばしいことだから、むしろ歓迎したい」と考えていたのですが、今まさに、レトラさんはそういう状況になっているように思います。
 
 数々のレッスンをこなしながら体力をつけ、更に歌やダンスを覚えるというのは、はっきりいえば不可能に近い。このとんでもないスケジュールをこなそうとするとメンタルに深いダメージを負い、活動者と良い結果に結びついていかないというのは、大手のV事務所のさまざまな事情を見ても明らかです。
 
 こうした結末を防ぐためにレトラさんに考えていただきたいのは、「何を拾い、何を捨てるか」ということです。もちろん、レトラさんの考えでこれらを決められるわけではないことは、重々承知しています。しかし、「やることに対する優先度」を曖昧にしたまま活動していても、中途半端な結果にしかならないのではないかと思うのです。
 
 念願の「歌」をやれるようになったのであれば、まずそれを徹底的に突き詰めてやる。そのために体力づくりや食生活・生活改善が必要なのであれば四の五の言わずに取り組むし、その結果として配信はあまりできないと感じるのであれば、そのことを運営に相談する。そういう本気の姿勢を見せていただけると嬉しいというか、見ている方としては応援しがいがあると感じます。
 
 レトラさんがそういう姿勢を見せたがらないというのはわかります。しかし、武道館という夢は、今は遥か遠くの夢ですから、応援する方としても何かしら「応援するためのきっかけ」を与えていただくほうがやりやすいというか、心の拠り所にしやすいのです。
 
 まあ、気が向いたらで構いませんので、御一考いただければと思います。

 

 以上。

ヴイアラ 2025年7-9月中間評価 上水流宇宙編

 宇宙って完成度が高いから、書くことが……ない……!

 

<上水流宇宙>の7~9月の配信の中で特によかったと思う配信コンテンツを1つお答えください。
【ミタクルブロック】ちまっとかわいいヴイアラ3人、一緒に組み立てませんか?
  
<上水流宇宙>の7~9月の”配信活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 サイゲームスのファンボーイなので、特によかったと思う配信に「シャドウバース」と書かせていただこうかと思ったのですが、ギリギリで思いとどまりました。
 
 もう配信業も3年目に入り、私が宇宙さんにアドバイスするようなことは何一つありません。ですから、「特によかったと思う配信コンテンツ」を挙げた理由でも書こうかと思ったのですが、これも難しい。というのも、宇宙さんの配信はどれも同じくらい面白いからです。
 
 宇宙さんの配信で私が特に面白さを感じているのは、「題材の多彩さ」です。宇宙さんはさまざまなことに興味がおありですし、SNSの流行にも敏感な方です。ですから時々、予想もしなかったような配信テーマが選ばれ、そのたびに驚いてしまいます。
 
 私がヴイアラを追いかけ始めたのは、ヴイアラが「驚き」や「わくわく」を提供してくれる存在だったからです。宇宙さんの配信には、そんな「私がヴイアラに求めていたもの」ガあるような気がしています。
 
 これからも、多彩な配信テーマで、多くの驚きやわくわくを提供していただけることを期待しています。
  
<上水流宇宙>の7~9月の”SNS活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 特にありません。宇宙さんはそもそも、ヴイアラの中でもっともSNS活動に積極的、かつ熱心でしたし、今もそれは変わりません。このまま続けていただければと思います。
  
<上水流宇宙>の 7~9月の(ボイスやグッズ、LIVEなど)  ”その他コンテンツ”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。
 月間アンケートでもお伝えしたような気がしましたが、誕生祭LIVEはとても良かったです。私はダンスというものに馴染みがなく、よくわかりません。しかし、誕生祭LIVEの一部振り付けからは、振り付けにこめられた物語性を感じることができたような気がします。
 
 宇宙さんはvortex core以降、ステージパフォーマンスの面で1~2ステップ駆け上がったような印象を受けています。これからアイドルとして、多くのステージに上ることになると思いますが、そのたびに宇宙さんは成長していくのでしょうね。将来がとても楽しみです。
  
<上水流宇宙>に関して運営宛にご意見・ご要望などございましたらお聞かせください。
 特にありません。
  
【最後に】<上水流宇宙>へ一言!
 今までの宇宙さんといえば、オーバーワークでメンタルを持ち崩す印象がありました。ところが今年は、誕生祭LIVEやダンスショートの準備、リリックビデオの作成などで作業が詰め込まれていたはずの8~9月でも、大崩れすることはありませんでした。少なくとも、異常にテンションが低かったり、急に涙をこぼすことはありませんでした。これには、宇宙さんの精神的な成長を感じました。
 
 精神的な部分に限らず、今年の宇宙さんはパフォーマンスの面でも、交友関係の面でも、配信技術の面でも、発想力・実行力の面でも、大きく成長したように感じます。1年後、2年後、宇宙さんがどんな風に成長し、どれだけのことを成し遂げているのか、今から楽しみにしています。

 

 以上。

ヴイアラ 2025年中間評価 灯里愛夏編

Q.<灯里愛夏>の7~9月の配信の中で特によかったと思う配信コンテンツを1つお答えください。

【メン限】ゲームに負けたので、まな王子で一時間。っぴ。

 

Q.<灯里愛夏>の7~9月の”配信活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。

 いつも非常に楽しく拝見させていただいております。
 配信活動も3年目に入り、いまさら私が何かいうこともありませんので、今回はなぜ、「よかったと思う配信コンテンツ」で「【メン限】ゲームに負けたので、まな王子で一時間。っぴ。」を挙げさせていただいたのかを書いていきたいと思います。
 
 私にとって、ヴイアラの「面白さ」とは「まだ見ぬ可能性」です。言い換えるなら、愛夏さんの配信を通じて、声優さんやアクア☆マジックさんの人となりや人生哲学、仕事に対する考え方を知ることだったり、愛夏さん自身がなにかに挑戦し、それを成し遂げることで(あるいは失敗することで)成長する過程を見ることを「面白い」と感じています。
 
 さて、愛夏さんに期待することは数多くありますが、最近、私がもっとも「この分野の成長が見たい」と考えているのは、「演技」の分野です。
 
 7月~9月の愛夏さんの配信は、対談、コラボでマルチゲー、朝ラジオ、シリーズ物のアクションゲーム、バカゲー、そしてリスナー参加型企画と、面白い配信が目白押しでしたが、挙げさせていただいた配信は、その中でも特に「演技」という部分にフォーカスしたもので、私の期待に沿うものでした。ですから、今回の「特によかった配信コンテンツ」に挙げさせていただきました。
 
 こうした「演技」部分の配信活動について、愛夏さん単独での構成が難しいというのであれば、TRPG(テーブルトークアールピージー)配信への参加という選択肢があってもいいのかなと考えています。
 
 TRPGというのは、ゲームマスターの管理のもと、ルールに則って作成したキャラクターを使い、複数人のプレイヤーが協力して(あるいは対決して)設定された「目的」を達成する、というテーブルゲームの一種です。この20年くらいのTRPGは、ゲームよりも「どういうロール(演技)をして物語を盛り上げるか?」に比重が高く設定されていて、「ゲーム要素がある簡単な演劇」とでもいうような代物になっています。
 
 私は個人的に、TRPGの配信というものに後ろ向きです。何故なら、TRPGのリアルタイム配信というのは、見ていてさほど面白くなく、同接数を考えてもわざわざそれをやるメリットを感じないからです。
 
 一方で、私も10年近くTRPGプレイヤーだったことがありまして、そこでの経験で、「物事の先を予想する力」であったり、あるいは「物語を盛り上げるために、自分はどういうロールをすればいいのか?」を考える力であったり、あるいは「こういうロールをしたいが、言いっぱなしで場を白けさせないためにはどうすればいいだろうか?」と考える構成力であったり、はたまたサイコロの出目によって思った通りにいかなかった時の「アドリブ力(リカバリー力)」であったり、さまざまなものが養われたように思います(まぁ、養われて”これ”か? という部分はありますが)。
 
 TRPG愛好家は、ゲームの性質上、いろいろな意味で「面白い」人間が多い。ですから、こうした界隈で人脈を作ることは、愛夏さんの「面白さを感じる心」「面白さを表現する方法」にとって、何かしらプラスに働くのではないかと考えています。
 
 もっとも、プレイする以上は真面目に取り組み、前のめりで物語・世界観に参加する積極性は必要になります。もし参加を考える場合は、周央サンゴさんやモンスターズメイトさんのTRPG動画を参考になさってみてください。

 

Q.<灯里愛夏>の7~9月の”SNS活動”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。

 SNS活動には積極的に取り組んでいて、特に切り抜きの自主的な作成による宣伝はとてもいい試みだと思っています。
 
 強いて言うなら、「フォロワーのタイムラインから除外されづらいpostを心がけてはどうか?」というくらいでしょうか。
 
 Xのインプレッションを増やす研究というのは盛んに行われていて、「ハッシュタグは2個まで」とか、「画像付き・外部へのURLが載っているpostは除外されやすい」など、さまざまな説が飛び交っています。はたしてそれが本当に効果があるのか、そもそも効果があったとしてインプレッションがどれだけ伸びるのかというのは未知数ですが、「見られる」ことが商売である以上は、やれることはやっておいてもいいのかなと思います。

 

Q.<灯里愛夏>の 7~9月の(ボイスやグッズ、LIVEなど)  ”その他コンテンツ”についてご感想やアドバイスなどございましたらお聞かせください。

 誕生祭LIVEでは、愛夏さんのこれまでを追体験するような、まさしく「劇場版灯里愛夏劇場」とでもいうべき構成や展開に心動かされました。それだけにとどまらず、最後に披露されたBerryBerryLadyでは、今まで我々に見せてこなかった「灯里愛夏」の魅力を発見させてくれたりと、非常に満足度の高いライブでした。灯され隊マスコットも、とうとう有効活用されて良かったです。

 

Q.<灯里愛夏>に関して運営宛にご意見・ご要望などございましたらお聞かせください。

 特にありませんが、強いて言えば「愛夏さんの成長につながる企画」、今で言えば声優さんとの対談企画がそうですが、声優に限らず、何らかの提案が愛夏さんからあった場合には、前向きに検討していただけると嬉しいです。

 

Q.【最後に】<灯里愛夏>へ一言!

 愛夏さんの配信は、もっとも安定した面白さを持っていて、いつ見に行っても安心して「楽しさ」を受け取ることができると感じています。それを成立させているのは、愛夏さんの配信にかける情熱です。愛夏さんの配信でファンが増えることが多いのは、それだけ配信から愛夏さんの努力や情熱、言い換えるなら愛夏さんの輝きが見えるからだと思っています。
 
 愛夏さんの目標は、私が把握している限りでは「地域(福岡)振興」「声優業」で、これはどちらもすぐに結果が出るものではありません。以前に「特に焦っていない」仰っていたことがありましたが、まさしく、こうした目標は焦ったところで何かが得られるものではありません。
 
 愛夏さんは愛夏さんのペースで、ヴイアラの活動にとどまらず、「その後」まで見越した経験作り、人脈作りをしていっていただけたら良いなと考えています。以前にもお伝えしたことがあるのですが、目的が明確化した今、改めて「876プロのアイドル」という立場を使って、自分の将来のために何ができるのか? を考え、企画を立てていただけると、視聴者としても面白い配信になるのではないかと思っています。

 

 以上。

2025年9月度 ヴイアラ プロジェクト活動アンケート

なんか……また長くなっていってないか?

 

 

問1.灯里愛夏の9月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。

配信:まな王子メン限、トワと神樹の祈り子たちプレイ、特別対談レッスン、R.E.P.Oヴイアラ内コラボ
short:SEKIRO系
その他:週間スケジュール作成・設置、SNS活動

 

問2.問1で答えた理由

配信:
まな王子メン限:
 前回のまな王子メン限では、気恥ずかしさが出てしまっていましたが、今回は大崩れすることもなく1時間やる切ることが出来ましたね。とても楽しく拝見させていただきました。
 
 私は、愛夏さんのステージで男性的な動きや歌唱、いわゆる宝塚歌劇団で言うところの男役的なパフォーマンスがあったら面白そうだと思っているのですが、その「慣らし」として、定期的にこういう配信があってもいいのかもしれませんね。男性に限らず、愛夏さんの「演技」という部分を配信に活かして、「灯里愛夏が演じる〇〇で1時間」という配信も見てみたいです。
 
トワと神樹の祈り子たち:
 面白そうだったので購入してプレイしています。コードヴェインもそうですが、こうしたお話をいただけるのは大変ありがたいことですね。愛夏さんの「お仕事をいただいたからには、その魅力を最大限に引き出したい!」と努力する姿勢は、愛夏さんのプロ意識の高さ、相手に寄り添う姿勢を感じられて、とても素晴らしいと思います。
 
特別対談レッスン:
 すっかりおなじみのシリーズになりましたが、今回はいつもと違い、対談相手の方にうまく転がされることが多かったですね。「自分の配信だから自分がリードする」ということにこだわらず、素直に相手に乗り、面白さを作っていく愛夏さんの面白さに対するカンの良さに感心しました。
 
ヴイアラR.E.P.Oコラボ:
 笑いあり、涙あり(?)で大変面白かったです。ヴイアラ内の関係性が、一般的な言葉で表現することが難しいものだということは、ある程度追っていれば感じることができる部分です。その原因のひとつとして、「ヴイアラの演者同士のエピソードトークが少ない」ことが挙げられます。愛夏さん視点の配信では、この部分で新規の材料があり、ヴイアラファンとしては「3人の現在」を知れる嬉しい配信だったように思います。
 
short:
SEKIRO関係:
 そもそもの話になりますが、以前から、自分でショート動画を作るという試み自体が素晴らしいと思っています。自分の配信のショートを作り、自分のチャンネルにアップするというのは、大手事務所では一般的に行われています。「配信」に力を入れたいと思うなら、こうした部分を真似ていくのは絶対に必要なことだと個人的には思っています。
 
 ショート動画自体も、愛夏さんのプレイの上手さや、ときおりでてしまう愛嬌(口の悪さ)を楽しむことができる、いいショートだと思います。ただ、エルデンリングナイトレインのタグが入っているのは、(そうなった経緯はわかるのですが)このショート動画単体で見た時に「なぜ?」となってしまうような気もしています。
 
その他:
 週間スケジュールのサムネを、しっかりと意図があってああいう形にしているというのをお伺いして、とても感心しました。また、SNS活動では以前にプレイしたコード・ヴェインの新作についても触れていくなど、いただいたお仕事に対するアフターケアがあって好印象でした。

 

問3. 上水流宇宙の9月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。

配信:誕生祭、Long cat、シャドウバースビヨンド、夜に溺れる歌枠リレー
short:綺羅星ペンタコラボ、今これ
その他:自作リリックビデオなど

 

問4.問3で答えた理由

配信:
誕生祭:
 まずはお疲れ様でした。あれだけ激しいダンスを、あれだけの曲数やりきるというのは、宇宙さんがいかにダンスが好きといっても大変だったと思います。その努力のおかげで、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
 
 個人的に気に入っているのは、ナイトウェアの、ペアのダンスのところです。これは宇宙さんのソロダンスがどう、という話ではありません。歌と同じように、ダンスでも「物語」を表現することができるはずですが、最近ダンスというものに向き合い始めた私にとっては、ソロダンスよりも、ペアであったり、トリオであったりするほうが、それを読み取りやすいという話です。
 
Long cat:
 力を入れずにできるゲームをプレイしながらの雑談というのは、上水流宇宙さんの配信軸のひとつだと思っています。「こうした配信は久しぶりだったはず」と思って配信一覧を見返していて気づいたのですが、このタイプの配信は、ゲーム雑談というより、ミタクルブロック組立のような「作業雑談」に近いのかもしれませんね。Long cat自体もスマホでできるのでプレイしやすくて面白かったです。個人的にはまたUnpackingのプレイも見たいと思っています。
 
シャドウバースビヨンド:
 私は、サイゲームスの「グランブルーファンタジー」というゲームを長年プレイさせていただいていて、グランブルーファンタジーをプレイするVtuberの方は何があっても全肯定するという誓いを立てています。
 
 シャドウバースビヨンドも同社のゲームということで、プレイしていただいてありがとうございますという気持ちになりました。実のところ、あまりランクマというシステムが好きではなく(無限に時間を取られるため)、シャドウバースビヨンドも第一弾以降はほどほどにプレイしていたのですが、宇宙さんの配信を機にあらためて向き合い始め、ようやくB3まで来ることが出来ました。
 
 カードゲームは定期的に新弾が出ますし、流行の移り変わりも早いので今後、宇宙さんがプレイする機会があるかどうかわかりませんが、またプレイしていただけると嬉しいです。
 
夜に溺れる歌枠リレー:
 今回はご自宅から配信されていたということでしたが、配信環境のセッティングなどが良かったのか、あまり違和感を感じませんでした。今回、書かせていただくにあたって改めて聞き返して驚いたのですが、宇宙さんは声が良いですね。病み上がりで喉の調子があまり良くないということでしたが、声が良いなと思いました。宇宙さんの声ってこんなに良かったかな? と驚きました。今、文章を見返したら2回驚いて自分にびっくりしましたが、それくらい声が良かったです。
 
short:
綺羅星ぺんたコラボ:
 綺羅星ぺんたさんとの配信コラボも素晴らしかったです。おふたりのダンスからは、技術的な上手さだけでなく、ダンスが好きなんだ、楽しいんだという気持ちが伝わってくるようです。「ダンスが好きなふたり」のダンスショートは、見ている側としても楽しい気持ちになりました。
 
今これ:
 ネタ動画なのに動きがキレキレなのやめてね。
 
その他:
 宇宙さんの活動は多岐にわたっているので、「その他」で言及する部分にはいつも迷うのですが、今回はZero Gravityのリリックビデオがやはり特大のコンテンツだったかなと思います。最近は「ライバーアイドルというより、いわゆる「ハイパーメディアクリエイター」を目指す」と仰っていた宇宙さんですが、その道を目指して努力を重ねていることを、こうして形として目の前に出されると、その才能に驚きを覚えるばかりです。宇宙さんならいずれ、アパレルブランドなどを立ち上げて、今とはまったく異なる独自の価値の提供を実現できてしまうかもしれませんね。

 

問5. レトラの9月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。

配信:ヴァロラントコラボ、Spi4コラボ、Peekコラボ、へろへろ歌枠、心拍数付きホラゲ、事故物件鑑定士試験
動画:歌ってみた、各種歌ってみたshort

 

問6.問5で答えた理由

配信:
ヴァロラントコラボ、Spi4コラボ、Peekコラボ:
 レトラさんの話を聞けるソロヴァロラントもいいですが、やはり、仲が良い配信者仲間とのヴァロコラボというのも見ていて楽しさを感じますね。Spi4コラボ、Peekコラボも同じで、配信者のリスナーというのは”関係性”を喰らうバケモノです。ですから、”関係性”をちらつかされると喜んで食いつきます。(当たり前の話ではありますが)レトラさんは誰かと打ち解けたあとのトークが抜群に良いと思っているので、こういう機会を増やしていただけると嬉しいと思います。
 
へろへろ歌枠:
 個人的には、9月で一番「可能性」を感じた枠でした。ヴイアラでは、歌枠というものは気合が入った歌枠が基本で、あまり気楽にやることはありません。一方、レトラさんは歌が得意なわけで、これまではヴイアラの「歌」に対する方向性がレトラさんの得意なことと噛み合わず、配信のジャンルが1つ封じられている状態でした。今回のへろへろ歌枠は、そんな「これまでのヴイアラ」とは違った方向性のものだったわけですが、「レトラさんの得意なこと(歌)」+「レトラさんが面白い部分(雑談)」の組み合わせで、これが非常に良かった。レトラさんの配信軸のひとつにしても良いのではないかと思いました。
 
 以前、レトラさんが歌枠リレーに最初に出たとき、「レトラさんは、いわゆる「歌が好きな視聴者層」にまったくリーチしていない」と感じたことがあります。これは要するに、「歌枠」好きのリスナーのおすすめ欄に、レトラさんの歌枠が表示されないのではないか? という懸念(けねん)です。
 
 いつも、同時接続数の推移を何となく確認しているのですが(なぜ?)、この配信では冒頭30分くらい、特に歌わずに雑談を続けていたときにもリスナーが増え続けるという、今までにあまり見ない傾向があった記憶があります。youtubeチャンネルをアーティスト用としてカスタマイズしたことで、以前はリーチすることがなかった「歌枠」好きなユーザーのおすすめ欄に表示されるようになったのではないか? という印象を受けました。
 
 やはり、youtubeの登録者数を伸ばすためには、youtubeを活用するのがもっとも手っ取り早い手段だと思います。ですから、現状の配信の方針については、少しもったいなく感じています。実際のところはわかりませんが、歌枠と雑談を組み合わせることでyoutubeアルゴリズムを(言い方は悪いですが)騙すことができるのであれば、もう少しyoutubeの方を活用していくことが出来ますし、我々も歌と雑談が聞けてHAPPYだなと思いました。
 
事故物件鑑定士試験:
 レトラさんにはこういう、言い方は悪いですが「少しひねくれた」ゲームが向いているように思います。どうしてもプレイ時間が長くなりますから、最後の方まで追うのは難しくなってしまうこともありますが、とても楽しく拝見させていただきました。
 
動画:
歌ってみた:
 シーズン1が終わっても歌ってみたの投稿が続いていて、嬉しく思っています。通勤に車で1時間ほどかかるので、その時間に流せて助かっています。レトラさん個人的にはシャルルの低音ver.にも自信があるということだったので、ショートでも良いので(コンディションがいい状態で)歌ってみたを挙げていただけると嬉しいと思っています。

 

各種歌ってみたショート:
 各種歌ってみたショートは、それぞれの歌ってみたの魅力を伝えるうえで、大変素晴らしい試みだと思います。こうしたショートを見て感じたのは、アニエラなり、グレイスケールなり、イベントに出演したときに、会場の様子を伝えるショート動画を公式で発信しても良いのではないかということです。

  

 現地の良さは、現地にいった人間にしかわかりません。そんな現地の雰囲気を少しでも伝えることで、現場にいく人に向けては「このレトラってVのステージって盛り上がってるし面白そうだな」と思ってもらえるかもしれませんし、在宅ファンに向けては「現地ってあんまりいかないけど、こういう盛り上がりちょっと面白そうだしいってみようかな」と思ってもらえるかもしれません。
 
 もちろん、ファンが動画をアップして、それが自然と口コミで広まっていくというのが一番理想的ではありますが、個人の発信には限界があります。ですから、歌枠やショートでたまたま見に来た人に、「イベントにも参加してるんだ」ということが伝わるなにかがあると良いのではないかと思っています。

 

問7.プロジェクトの運営やコンテンツに関するご意見等がございましたら是非お聞かせください。

 

 最近気になっているのですが、ヴイアラでは、生成AIでのファンアートや、動画作成についての内部的な決まりはあるのでしょうか? というのも、最近オープンAIがリリースしたSora2という生成AIで、大手配信者の動画を作ることが出来るのを見かけたからです。
 
 これは、youtubeが学習対象にされているためだと言われていますが、この理屈で考えれば、いずれヴイアラの「架空の切り抜き風動画」が作られても不思議ではありません。
 
 幸いにして、Sora2では学習された対象そのものが出力されることはなくなりましたが、今後、別の生成AIによって「言っていないこと」「やっていないこと」が「言ったことにされる」「したことにされる」というリスクを考えなければならなくなってしまいました。
 
 こうした問題が発生したとき、どのような対応を考えていらっしゃるのか? 発生してから声明を発表するのか、それとも事前に何らかの声明を出しておくのか、それを検討されているのか? それが気になっています。
 
 この問題は非常に繊細で、自分からわざわざ触りに行くと、大きなトラブルを招き入れる原因になる可能性があります。ですから、別に必ず何かしらのアクションが必要だ! と思っているわけではないのですが、「発生するかもしれないリスク」に対しての備えは必要だなと感じ、今回書かせていただきました。

 

 以上。

 

2025年9月 灯里愛夏の魅力を考える

 実は2週間ほど前から書こう書こうと思っていたんだよ。本当だよ。

 

■はじめに

 Xでヴイアラについて検索していると、たまに「レトラは歌が上手、宇宙はダンスが上手、そして愛夏はパリィが上手い」というような冗談を見かけることがあります。

 私は、この冗談が好きではありません。というか、はっきり言って嫌いです。これではまるで、愛夏の歌やダンスに魅力がないようじゃないですか?

 

 もちろん、こうした冗談をいう人が悪意を持って言っているとは思いません。しかし、「オチ」担当に使われる側の心には、少しずつ澱が溜まっていってしまうものです。ましてや、候補生時代、自分に芸歴がないことを気にしていた愛夏さんにとって、こうした冗談が当たり前のように使われることはあまりいい影響を与えないのではないか……と杞憂してしまうわけです。

 

 というわけで、今回は私が思う「灯里愛夏」の魅力について考えていきたいと思います。今を逃すと、「言われたから書いた」と思われそうで癪ですからね。

 

■歌

 個人的な愛夏さんの歌の魅力は、声の演技を活かした表現の幅です。TLSの頃から、「君の喉はどうなっているんだい?」と疑問に思うほど声の帯域の切り替えが早かった愛夏さんですが、「虹の王国の物語」ではとうとう、歌って踊りながら二役を演じる程になってしまいました。また、先日の歌枠では、パートごとに先輩アイドルの声に寄せて歌う(しかも似ている)という離れ業も披露していて、その進化は留まることを知りません。これはヴイアラの中でも愛夏さんだけが持つ、唯一無二の強みです。

 

 また、特筆したいのが愛夏さんの音源での歌唱です。

 まず、抜群の安定感があります。そして単純に上手い。個人的に、音源での歌唱はヴイアラの中でも一番だと思っています。カバーEPの「CRYST@LOUD」とか素晴らしかったですからね。

 

 また、こういうと妙な感じがしますが、愛夏さんの音源での歌唱は、「灯里愛夏」というキャラクターを完璧に表現しています。「愛夏さんや我々がイメージする、アイドルとしての灯里愛夏」とでも表現すれば良いでしょうか? 歌いながら、こうしたキャラクターを表現できるというのは、さすが声優を目指しているだけのことはあるなと感心させられます。

 

■ダンス

 美しい……。

 本人的には、学んできたダンス(モダンバレエ)がアイドルのダンスに活かせないことを悩んでいるということは知っています。しかし、愛夏さんのダンスは優雅さがあり、そして美しさがある。

 

 確かにアイドルグループとしてのダンスには向かないのかもしれません。しかし、別にソロだったら関係なくないですか? どうなんでしょう、私はそこら辺は詳しくないので何とも言えませんが、私は愛夏さんのダンスの美しさは明確な武器であり、誇るべき部分だと思っています。

 

■宣伝活動

 愛夏さんは自分の配信の切り抜きを自分で作り、少しでも多くの人に「面白さ」を共有し、配信を見てもらえる機会を作ろうと努力しています。

 

 切り抜き動画を作ろうと思ったことがある人はわかると思いますが、短い動画を作るだけでもとんでもない労力がかかります。それを、レッスンや養成所に通いながらあれだけの量を作るというのは、並大抵の熱意ではできません。ましてや、愛夏さんはヴイアラに参加した当初、パソコンの電源を入れることができなかった(らしい)わけですからね。彼女の配信にかける情熱は、我々が思っているよりずっと強いものだと驚かされます。

 

■配信

 配信者にはさまざまな種類がいて、その面白さもさまざまです。

 私は、愛夏さんの配信は「視聴者参加型」だと考えていて、それを可能にしているのが愛夏さんの「面白さのためなら自分を下に置くことも厭わないエンタメ精神」だと思っています。

 

 例えばSEKIROで言えば、愛夏さんが「にんにん!」と言いながら、ぜんぜん忍ばずに正面突破で敵に突っ込んでいく。それを見て我々は、「忍んで」「にんにんって言えばいいと思うな」「目撃者を消せば問題ないぜ!」などとツッコみます。

 

 しかし、愛夏さんのボケが中途半端では、我々もツッコみづらい。だからこそ、愛夏さんは大げさにわかりやすくボケてくれるわけです。「自分から進んで派手に道化を演じる」というのは意外と難しいもので、あの若さでありながら、面白さのために道化を演じられる愛夏さんからは、配信に対するプロ意識の高さ、「視聴者と一緒に配信というコンテンツを作り上げたい」という強い想いを感じます。

 

■構成力と、それを可能にするリサーチ力・タイムキープ力・トーク力(+聞く力)

 観劇が趣味なだけあって、愛夏さんは物事の構成力に抜群に優れています。誕生祭のような物語仕立ての構成はもちろん、普段の配信でも、愛夏さんの配信には一本の筋があり、非常に見やすいと感じます。

 

 この構成力が活かされているのが対談企画です。

 愛夏さんの対談企画をご覧になった方にはご理解いただけると思いますが、1つの番組として完璧に成立していています。これは事前に相手のことをリサーチし、どのような話を展開するかという段取りがしっかりしていなければ出来ないことです。加えて、その段取りをスムーズに実行できるタイムキープ力や、相手の話を聞き、それに適切な返答ができるトーク力、かと思えばあえて相手に切り込んでいける大胆さなど、対談企画の愛夏さんの「優れている点」は、挙げていけばキリがありません。

 

 個人的に、これほどしっかり「番組」を成立させられる才能は、ヴイアラだけでなく、多くの配信者の中で見ても稀有なものではないかと思っています。

 

■リスナー(灯され隊)

「自分がヴイアラに案件を投げるとして、誰にやってほしいか?」を考えたことがあるのですが(別に案件を投げるような仕事はしていません)、私なら愛夏さんに案件をやって欲しいなと思います。

 

 それは、愛夏さん本人が「一番、社会人としてしっかりやってくれそう」というのもありますが、愛夏さんには灯され隊がついているからです。

 

 もし自分が何らかの商品をPRしたいクライアントだったとして、商品にいちいち茶々入れをしてきたり、揚げ足を取ったりするようなリスナーが大勢いる配信者に案件を頼みたいと思うでしょうか? 普通は、その商品のいい部分を見て、感心したり、ポジティブな感想を言ってくれるリスナーが大勢いる配信者に案件を頼みたいと思うのではないでしょうか。

 

 その点で言えば、愛夏さんのリスナーは非常に素直でポジティブな人が多い。愛夏さんと一緒になって、紹介されている商品なり、企画なり、ゲームなりを盛り上げていこう! という人が多く、安心感があるなと個人的には感じています。

 

 これは愛夏さん本人の魅力というわけではありませんが、愛夏さんの人柄や、今までの「一緒に配信を作っていこう」という取り組みがリスナーを育て上げたと考えると、愛夏さん独自の強みなのではないかと思います。

 

■行動する力

 みなさんは「暗いと不平を言うよりも、進んであかりをつけましょう」という言葉に聞き覚えがありますか? これはかつて、朝のくっそ早い時間にやっていた「心のともしび」というよくわからん番組の冒頭で流れていた、マザー・テレサの言葉です(今もラジオでやってるらしいですね)。

 

 この言葉は、「物事に対して不平不満を言う前に、自分が率先して行動することで現状を変えていこう」という意味で、私は愛夏さんを見るたび、この言葉を思い出します。

 

 自分から暗闇に足を踏み出してあかりを灯し、あたりを明るく照らすことができる才能は、ヴイアラやアイドルに限らず、彼女の人間として優れた部分だと強く感じています。

 

■最後に

 これまで挙げてきたように、愛夏さんには、多くの魅力的な部分があります。もちろん、ここでは挙げられなかった良い部分が、もっともっとあることでしょう。そういう「いい部分」「魅力的だと思う部分」を、ぜひ月ごとの評価や、中間評価に書いて、彼女に届けてあげてください。口にされない想いは、無いと同じですからね。 

 

 以上。

ヴイアラ 2025年8月プロジェクト活動アンケート

問1.灯里愛夏の8月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。
「お盆耐久ナイトレイン」、「聖杯瓶9パーセントコラボ、R.E.P.Oコラボ」、ダンスショート「一旦ステイTONIGHT」
 
問2.問1で答えた理由
お盆耐久ナイトレイン:
 若さと勢いで体当りしていく「今の愛夏さん」をそのまま形にしたような企画で、とても愛夏さんらしいと思いました。少し前は、「アイドルとして、配信者として、どういう風に振る舞えばいいのか?」という迷いのようなものも見えましたが、愛夏さんはこれまで、愛夏さんがしたいことをやっている姿でファンを獲得してきたと思っています。ですから、好きなことをのびのびとしていただくのが良いのではないかと思っています。もちろん、この「したいこと」の中には、「”愛夏さんが魅せたい姿”を見せるためにがんばるところ」や、「企画を面白くしようと試行錯誤するところ」も含まれます。
 
聖杯瓶9パーセント、R.E.P.Oコラボ:
 おせっかいなリスナー(私のことです)の心配事のひとつとして、「愛夏さんは横の繋がりが薄いのではないか?」というものがあります。年上に好かれやすい印象の愛夏さんですが、どうにも「普段、一緒に遊ぶ友達」の話はあまり聞きません。ですから、こうして仲良く遊ばせていただいている姿を拝見すると「よかったよかった」と安心します。
 
ダンスショート「一旦ステイTONIGHT」:
 最近の愛夏さんのダンスショートは、どちらかといえば「おもしろ」に振ったものが多いと感じます。これもそうしたおもしろダンスショートですが、ところどころのイケメン仕草(「お気に召すまま」の辺りや、最後の別れの挨拶(?)をするところ)は本当にサマになっていますね。「なんか地味にムカつく」ドヤ顔も本当にお上手です。
 
「帰りの馬車は行っちゃうけど~」のところで、「お返事まだカナ💦❓おじさん構文😁❗️」のおじさんみたいなのがサプライズ登場するところも面白かったです。
 
問3. 上水流宇宙の8月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。
「しずかなおそうじ」、ミタクルブロック組み立て配信、韓国語講座、ダンスショート、SNS更新・メンシ限定投稿
 
問4.問3で答えた理由
「しずかなおそうじ」:
 確か8/7リリース、8/12配信だったはずなので、リリース後すぐにプレイしたことになりますね。これに限らず、宇宙さんの「話題になったものに触っていく」というムーブは、ファン以外の目に触れるきっかけになるので素晴らしいことだと思います。私は流行に疎いので、逆に宇宙さんの配信で流行を知ることができてありがたいです。
 
ミタクルブロック組立、韓国語講座:
 宇宙さんの持ち味のひとつに「リスナーと一緒に何かをする企画を立てるのが得意」というものがあると個人的に考えています。これらの配信は、久しぶりにそうした「一緒に何かをやる」配信だったように思います。「一緒に作業」や「一緒に勉強」という企画は、上手く説明できませんが、参加型ゲームとはまた違った視聴体験だと感じています。
 
ダンスショート:
 今月はOKPの100万再生もあり、宇宙さんの今までの経験、努力が大きく評価された月でしたね。私は、こうした評価を受けるレベルにあった宇宙さんのダンスについて、この2年間、ほとんど言及してきませんでした。そんな自分自身の見る目のなさを反省しています。「個人的に触れてこなかったジャンルなので、評価できない」というのは言い訳で、もっと、みなさんが好きなもの、得意なものについて向き合い、学んでいかなければならないなと感じました。
 
 さて、宇宙さんのダンスショートが毎日のように投稿されるので、最近はダンス動画というものも少しずつ見慣れてきました。ダンスショートの中で個人的に目を引かれたのは、「Your Idol」です。男性的な力強い動きや、画面の向こうに挑みかかるような表情といった、普段の宇宙さんのイメージと結びつかない姿が印象的でした。
 
SNS更新、メンバーシップ限定投稿など:
 普段から精力的にSNS投稿をされているので言及することは稀ですが、宇宙さんのSNS投稿は親しみやすさがあって素晴らしいと思います。この10年、アイドルもどんどん身近なものになっていって、最近は「友達感覚」くらいの距離の近さも当たり前になってきました。宇宙さんのSNS投稿は、そういう親しみやすさ、面白さを感じます。
 
 メンバーシップ限定投稿は、こうした「友達感覚」の内側にさらに一歩踏み込む効果があると思っていて、「内輪感」を出すことで、より宇宙さんとファンの結束を高めるとか、なんかそんな感じの構想があればやってもいいでしょうし、イメージがわかないなら、無理にやるものでもないと思っています。個人的には、例えば誕生祭グッズのボツ案やラフ画とか、そういうのがあってもいいのかなと思います。
 
問5. レトラの8月度の活動の中で特によかったコンテンツを教えてください。
スリーマン歌枠リレー、歌ってみた投稿、Animal Shelter2、SNS活動
 
問6.問5で答えた理由
スリーマン歌枠リレー:
 段取りや音響、歌唱、歌のレパートリーなど、前回から多くの面でパワーアップしていて良かったです。この企画の良い点は、
 
・レトラさんの歌を聞く機会が増える
・私の知らないシンガーを知ることができる
・時間に比較的余裕があり、それぞれのシンガーが軽いトークなどを交えて自分の魅力を伝えることができる
 
という点にあると考えています。とてもいい企画だと思うので、参加者を見つけたり、スケジュールを調整したりするのが大変だと思いますが、次回の開催も期待しています。
 
歌ってみた投稿:
 どれも素晴らしいクオリティだと思います。レトラさんの歌を聞いたあと、選曲が持つ意味、ストーリーを考えるという、1度で2回楽しめるコンテンツとして、個人的にはとても満足しています。変な言い方になってしまいますが、レトラさんは普通に話すより、音楽に乗せてメッセージを発信する方が得意なのかもしれないと感じていて、勝手ながら、今回の「歌ってみた」シリーズからも、多くのメッセージを受け取らせていただいたつもりになっています。今後も期待しています。
 
Animal Shelter2:
 作業ゲーに定評のあるレトラさんですが、この配信ではNPCの偶然の挙動が生み出したドラマ性や、犬好きのレトラさんだからこそ生まれた撮れ高もあり、とても面白かったです。
 
SNS活動:
 ここ最近、精力的にSNSの更新をなさっていますね。歌ってみた宣伝を繰り返し行うなど、特に「発信」の部分にはかなり力が入っていて、レトラさんの活動に対する熱意を感じます。また、SNS上で他の活動者の方にリプライをもらったときに、比較的早めに返信なさっているのを拝見することが多くなり、リスナーの要望を取り入れてくださっているんだなと嬉しく思いました。
 
問7.プロジェクトの運営やコンテンツに関するご意見等がございましたら是非お聞かせください。
 3年目にして、ヴイアラもいよいよ本格的に「アイドルの個性にマッチした活動」が多くなり、1年目、2年目とは違った面白さを感じています。1~2年目は、言い方はよくありませんが、多かれ少なかれ「レールの上を走っている」「行き先がわかっている」と感じる場面が多かったのですが、現在、アイドルたちが取り組んでいる活動は、その先にどういう未来が待ち受けているのかまったくの未知数で、期待半分、不安半分といったところです。
 
 さて、まったく話は変わるのですが、「チャット欄のコメントルール」が導入されてしばらくたちました。これ自体は別に問題あると思っていないのですが、この運用方法に取り決めはあるのでしょうか? 言い換えるなら「BANの引き金を引くのは誰なのか?」は決まっているのでしょうか?
 
 というのも、「引き金を引く役割」をアイドルたちに持たせるのは、少し重荷なのではないかと感じるからです。
 
 荒らし目的のリスナーをBANする程度であれば、別に誰も何とも思わないでしょう。しかし、もし仮に、長いことヴイアラを応援してきたリスナーが頻繁にルール違反をするようになったとき、彼女たちに”決断”できるのでしょうか?
 
 もちろん、「できますか?」と聞いたら「できます」と返答されるかもしれませんが、BANした「その後」に何が起こるかを考えると、彼女たちがこうした”決断”を下すのは、大きな精神的負担になるのではないかと思っています。個人的には、こうした決断は運営が行う仕組みだと、演者の精神的負担が減って良いのかなと思っています。
 
 さて、こうしたお話をさせていただいたのは、もし仮に「見せしめ」が必要なのであれば、そのときは私をBANしていただいて結構です、とお伝えしたかったからです。というのも、私はコメント欄ではかなりいい加減なことをしゃべりまくりますし、演者が触れづらかったり、アウトなことも平気で言ったりします。ですから、もし仮にBANされたところで、別に誰も不思議には思わないでしょう。その結果、荒らすようなこともしませんし、自分で言うのもなんですが、ちょうどいいのではないかなと思っています。
 
 すでに運用方法はしっかり決まっていて、BANする基準もしっかりあって、誰が相手だろうと機械的に処理されるというのであれば安心なのですが、現状では演者の裁量の部分が大きいのではないかと気になったので、今回、書かせていただきました。

「揺らぎと願い」解釈に関する超個人的な雑記

・率直な感想

「一連の解釈を繋げたとき、前後に違和感のない「ひとつの物語」になるように」というコンセプトで解釈をしていた。なので、(自分の中では)全体を通して大きく破綻のない物語を作ることができてよかったと思う。

 

 このコンセプトを維持しながら、毎週、解釈を投稿していくのは、かなり難易度が高かった。いつ「いや~先週の解釈はぜんぜん違いましたね笑」となるかと思ってひやひやした。

 

 あと、解釈はできるだけドライに行おうと思っているのだが、解釈を連続すると自分の世界観が強固になっていって、どんどん解釈や文章が気持ち悪くなる。最後に6曲分を一気につなげて解釈した方が、もう少しドライな目線で見れたかもしれない。

 

・解釈の正確性

 そんなものはない。

 この6曲から、どんな「揺らぎと願い」の物語を読み取るかは人それぞれ。それがどんなものであれ、それは解釈した人だけの、世界にひとつしかない物語。大事にしよう。

 

・難しかった解釈

 後半は全部難しかったが、一番苦労したのは「鬼ノ宴」。

 基本的に、解釈は以下の手順で行っていた。

 

1.曲が発表された時点で歌詞を調べ、原曲を聞く。

2.自分の中で構築している物語全体のストーリーラインやレトラ像と照らし合わせ、「こうだろう」という予想を立てて9割以上を事前に書き上げる。

3.歌ってみたが発表された時点で「歌唱やMVから受けたイメージ」を参考に軽く手を入れる。

4.投稿(その後も読み返してはちょくちょく手を入れる ←カス)

 

 鬼ノ宴は原曲からイメージしていた表現と、レトラカバーで表現されるイメージが(根底にあるストーリーは同じだったものの)かなり違い、書きかけのものを破棄して書き直した。めちゃくちゃ苦労した。

 

・自分しかわからないドヤポイント

ヒッチコック」では、自由に生きようとするレトラを、つまらない大人(=両親)が、あれやこれやと「正論」を言って縛り付けようとする(「両親」としたのは、2023年9月回でのイラストや、普段のレトラトークから判断した)。

 

 一方、「鬼ノ宴」では、仏=レトラの良心が、自由に生きようとするレトラを抑圧する。

 

 別に意識したわけではなかったのだが、「両親と良心がかかってるじゃん笑」とひとりで面白くなっていた(こういう対称性もあり、「曲が対になっている」という発想が出てきた)。

 

 あと、かつてあれだけ反発していた両親の言葉が、レトラの良心、フロイトのいう超自我(スーパーエゴ)を形成しているというのは、なかなか皮肉が効いているなと思った。

 

・物理学

「揺らぎと願い」を解釈しようとしたときのこと。

 

 私は解釈を行うとき、イメージをふくらませるために、聞いたことがある単語でも意味を検索することがある。たとえば、「シャルル」だったら「いがみ合う」ってどんな意味なんだろう? 許しあうってどんな意味なんだろう? カタカタカタッターン! という具合に。

 

 そんな感じで「ゆらぎ」を検索したところ、これがまともに意味が出てこない。というか、物理学用語が大量に出てくる。

 

 このときの私は、

 

・「揺らぎと願い」を前3曲、後3曲で分けられること

・前3曲の順番と、後3曲の順番が逆になっていること(詳細は「折り返し構造」から考える~のエントリをご覧ください)

 

 この2つには気づいていた。なので、「ゆらぎ」を振り子運動的なものだと仮定していた。「まあ……物理学か」。しかも、よくよく調べると「ゆらぎの定理」という単語まで出てくる。「これか?」となったわけである。

 

「ゆらぎの定理」で検索すると、今度はヨビノリたくみの動画が出てくる。しかし、これが難しい、というか手に負えない。そもそも、動画にしても「予備校のノリ」とかでは全くなく、どこかの研究室でゲスト講義をしたときの動画だったので、私に理解できるわけもない。

 

 動画や、様々な解説を見ながら、ようやく小指の先が触れる程度にイメージはつかめたが、今度は「別に解釈の役には立たない」ということがわかってしまった。まあ、「そういうものがある」と知れたことはよかった。

 

・また解釈をやりたいか?

 面白くはあるので、機会があればやりたいと思う。

 しかし、今回は比較的、イメージしやすいテーマ(レトラの半生)だったからやれた、というのはある。これが全くオリジナルのテーマだったら、同じように解釈を続けていくのは不可能だと思う。

 

 あと、単純に1本書くのに4時間以上は平気でかかる。私は、文章を書くときに音があるとまったく集中できないタイプなので、普段の趣味やゲームはおろか、配信を見ることすらできなくなる。これがけっこう大変だった。

 

・最後に

 ほとんどの原曲は知らなかったが、どの曲も素晴らしい曲だと思ったし、もちろんカバーもとても良かった。

 

 レトラのカバー曲全体で感じることだが、レトラの解釈は「原曲が持つイメージ」をあえて意識していないように思う。最初の頃は「曲を聞きこむと(歌い方が)原曲に引っ張られる」と言っていたはずだが、今もそうなのだろうか?

 

 6曲の中で気に入っているのは、個人的に完成度が高いと感じている「ヒッチコック」、歌唱として好きな「鬼ノ宴」、メッセージ性の強い「シャルル」。何だかんだ、少し暗い話は好きなのであった。

 

 ともあれ、お疲れさまでした。