「君、影薄いね」と貴方は言った

ネットの片隅に生きるだらだらしたアラフォーブログ

ヴイアラ9月評価 レトラ編(2408文字) #ヴイアラ 

※ヴイアラでは、3ヶ月毎に四半期評価として、アイドル候補生を評価することができる。いつも、書いたあと何を書いたか忘れてしまうので、月次評価に代えて記録を残すことにする。

 

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■はじめに
 思うことを書いていたら、非常に長くなってしまいました。文章中、「~するべき」のような強い表現があるかもしれませんが、表現上そうなっているだけなので気にしないでください。
 私から見たレトラさんのイメージに対して、「ここはそうかも」とか「ここは違うんじゃない?」と思うことがあれば、その点を深掘りし、「レトラ」というキャラクター構築の助けにしていただければ幸いです。

■まとめ
・今回は褒めるところばかり。
・わんなべよかった。
・歌い方でしばらく悩んでいたと思うが、すごく成長した!
・視聴者と向き合う気持ちを持ってくれて嬉しい。
・9月パフォーマンスのMVも良かった。
・以前からは考えられないくらい、ポジティブにやっていこう! という気持ちを持ってくれているようで嬉しい。
・レトラの武器は歌
・自分で言っていた通り、年上としてふたりをフォローできててえらい。
・ゲストとかいるときに出してしまう「身内感」について、レトラ主導でミーティングして欲しい。

■本文
 まず、9月までの活動お疲れ様でした。レトラさんについては、今回は褒めるところしかありません。

 まず印象的なのは、やはり何をおいてもわんなべです。
 実は、「レトラさんは「アイドル」というものに対して向き合えているのか?」という疑問をずっと持っていました。元々、レトラさんがやっていた歌の方向性とは明らかに違った世界ですから、「自分がやりたいことと違う」と思ってしまっているのではないか? と心配だったのです。

 しかし、わんなべを聞いて、この疑問は解決しました。数カ月間、「学んできた歌い方」と「アイドルとしての歌い方」のギャップに戸惑い、迷っている気配を感じていましたが、わんなべ収録時に適切なディレクションを受けたおかげか、レトラさんの元の歌い方のよさを残しつつ、やわらかさ(これをアイドル的と言っていいかどうかはわかりませんが……)を持った歌い方ができるようになっていましたね。「この世界を続けていく」という、決意のようなものを感じて安心しました。
 
 もうひとつ、レトラさんの悪癖として、「視聴者に対しての逃げ癖」のようなものがあるとずっと感じていました。例えば、最初の頃に5分くらい配信開始が遅れたときも、「ごめんごめん」のような軽い一言もなく配信が始まることがありました。配信慣れしていないのもあったと思いますが、「自分が悪い」という状況を認めることに対して非常に臆病、要するに「逃げている」のかな? と思わせる部分が多々ありました。

 この「逃げ癖」についても、少し前から徐々に視聴者と向き合おうと努力している姿勢は伝わってきていましたが、過去の自分をさらけだし、そして、「プラリネ」で決別を宣言するような9月パフォーマンスを見て、不安は解消されました。

 一番レトラさんが「変わった」と感じたのは、9月番組後のXでのポストです。「得票差で負けると思っていたけど、腐らずに向き合った。プラリネの歌詞を見ながら、もう一度見て欲しい」としっかり主張する姿は。私の中の「今までのレトラさん」からは考えられないくらい、前向きな姿でした。現実と向き合い、それでも前向きな気持ちを持ち、そしてそれを表に出していくという姿勢に、精神的な成長を感じました。

 1ファンとして、はじめてレトラさんの歌を聞いたときには衝撃が走りました。それだけ歌声に魅力がありましたし、可能性を感じました。もし仮に、6~7月頃に、レトラさんが「アイドルとしての歌い方はやはり自分の歌い方ではない」と決めたとしても、その決定を支持して応援していたと思います。それだけ、レトラさんの歌には魅力があります。

 極論すれば、レトラさんには歌という武器がありますから、普段の配信のクオリティに関しては一定をキープすればそこまで気にかける必要はないと思っていましたが、きちんとその部分についても向き合う姿勢があるようなので、嬉しく思っています。

 また、以前、「年上だから二人をフォローできるようになりたい」というようなことを仰っていた記憶がありますが、その言葉通り、暴走しがちなふたりをよくフォローしていて、支えている場面をよく見ます。
 ところが、その姿勢があだになって、愛夏-宇宙という、年が近いふたりの関係性が目立つ場面では、一歩引いた立ち位置のように見えてしまうことがけっこうあって、疎外感を受けていないか心配していました。しかし、9月30日の合同配信を見たところ、配信に出ない部分ではきちんと関係を構築していて、杞憂だったと感じました。配信でも、もう少し前に出て2人をコントロールする部分を出してもいいように思います。

 レトラさんはどんな場面でも「気にしていない」風を装う傾向があり、真意がつかめないときがあります。悔しい思いをしている場面も多いと思いますが、それをあまり表現しないことが、逆に見ている側は不安にさせられます。だからこそ、7月番組での涙は、見ていて心を打たれました。

 最初に褒める点しかないといいましたが、強いて言えば、3人揃って出張する案件や、ゲストを招く配信時、内輪に寄った空気になりがちなところが気にかかります。ヴイアラの視聴者だけが見ているわけではない以上、もう少し身内感を減らしたほうがいいと個人的には感じています。特に愛夏、宇宙がその空気を出しやすい印象です。少ない機会に、自分の配信でおなじみのノリで雰囲気を伝えていくのはいいと思いますが、それがコントロールできていないように感じます。

 この部分について、レトラさんが上手いように感じるので、レトラさん主導でミーティングしてほしいなと思います。

以上。