「君、影薄いね」と貴方は言った

ネットの片隅に生きるだらだらしたアラフォーブログ

ヴイアラ12月中間投票、怪文書欄

 ヴイアラでは3ヶ月毎に、候補生の能力を評価することができます。

 その一環として、候補生に怪文書を送ることができる欄があります。

 前回も怪文書を公開したので、今回も怪文書を公開したいと思います。

 

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 皆さんが自分で考える「強み」は、どんな部分でしょうか?

 中間審査もこれで最後となりました。
 今まで、中間審査では「ここは直したほうがいいかもしれないな」という部分を書かせていただいていました。しかし、最終審査まで残り3ヶ月となった今、皆さんがするべきことは、欠点を多少どうこうするより、「自分の強みをさらに伸ばすこと」だと考えています。できるかどうかわからない「足りない部分」を補うことより、今現在の「皆さんがもつ魅力」を更に伸ばしていってくれたらと思います。

 正直なところ、皆さんは4~5月から比べて眼を見張るほど成長していて、明確な欠点、弱点など無いも等しいというのが、私の率直な意見です。皆さんが仮にデビューしたとして、群雄割拠のアイドル業界で、果たしてどれほどの実績を残せるのか、それは誰にもわかりません。しかし、あなた達は既に、先輩アイドルたちと同じステージで戦えるくらいの「アイドル」としての心構え、実力は持っています。それは自信を持って言えます。あなた達にとって、「デビュー」は1つのステップに過ぎないものだと、胸を張って言えます。

 1stライブでは、自信に満ちたあなた達の「アイドル」としての姿を期待しています。
くれぐれも体調だけにはお気をつけて。

 これだけでは何なので、私が思う皆さんの「強み」を、簡単に挙げさせていただきます。自分の強みを考える上で、ご参考になさってください。

愛夏:
 愛夏さんは、みんなが一瞬立ち止まってしまうような瞬間でも、率先して第一歩を踏み出せる、みんなを先導(せんどう)できる勇気を持っています。これは得難い才能です。例えあなたのファンやあなたの仲間が暗闇で迷うことがあったとしても、あなた自身が灯火となって、進むべき道を示すことが出来る。あるいは、暗闇の中にあってもほっと安心できるような居場所になれる。愛夏さんからは、そういう強さを感じます。最初は自信がなく、自分に言い聞かせるようだった「あなたの心、灯します」というキャッチフレーズも、今は頼もしく聞こえます。

 ただ、唯一注意していただきたいのが、いわゆる「レトまな」や「こすまな」のようなカップリング系の話題です。こうした「特別な仲」の演出は、最終的には悲劇で終わることは歴史が証明しています。その気のあるなしに関わらず、細心の注意を払ってください。

宇宙:
 私は、宇宙さんの数字や順位といった「結果」に貪欲な部分は評価していました。一方で、少しその部分にこだわりすぎているとも感じていました。しかし、最近は(内心はどうあれ)そのガツガツした部分が和らぎ、宇宙さん本来の魅力である「楽しそうに物事に取り組む」部分が前面に出るようになってきましたね。

 私もそれなりに長い人生を送ってきましたが、あなたほど「楽しさを表現する力」「楽しさを伝える力」を持っている人は、数えるほどしか知りません。宇宙さんが楽しそうにパフォーマンスし続ければ、あなたの持つ高い才能は、あなたが自分で誇るまでもなく、自然と評価されていくことでしょう。

レトラ:
 レトラさんの持つ「強み」は複雑で、言葉で表現するのは非常に難しく感じます。しかし、レトラさんが直感的に「自分を魅力的に見せる方法」を知っているという感想は、最初に見たときから変わりません。

 正直なところ、レトラさんの一言で一喜一憂(いっきいちゆう)したり、悩まされたり、振り回されることも多いですが、そうした慌ただしい心の動きも含めてレトラさんを追いかける「楽しさ」だと感じています。

 レトラさんは、自分の直感に従ってパフォーマンスをしてください。それがどんなものであったとしても、レトラさんが、与えられた課題に対して真摯に取り組む真面目さや、自分に関わる他者に対して尊敬の念を忘れない限り、あなたのファンはあなたを応援し続けるでしょう。