「君、影薄いね」と貴方は言った

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ヴイアラ最強リセマラランキング

 嘘です。タイトルはヴイアライヴ以外なんの関係もありません。
 
 さて、早いもので6月1日に「ヴイアライヴ解析・完全攻略」を書いてからふた月が経過し、その間にさまざまな事がありました。基本的に、「完全攻略」で書いた内容からコンテンツとして大きく逸れることもない印象なので、「ヴイアライヴ」という企画自体の楽しみ方については、もしお暇であればそちらをご覧ください。

 今回は、6月、7月のヴイアライヴの活動を見てきた中で、感じた部分について書いていきます。若干、厳しめの意見があると先に言っておきます。

運営について:
 よく見かける評判では、「運営が売る気がない」「売り方がヘタ」「ヴイアラの知名度が低いのは運営のせい」「やる気出せ」のようなものが多いです。個人的には、確かにそう思う部分がないことはないのですが、どちらかといえばヴイアラ運営はユーザーが考えている以上に計画的に物事を運んでいると感じています。


 というのも、歌枠や帯番組のゲスト選定、各種媒体への露出、バースデーイベント、誕生日グッズ等はとてもひと月ふた月前に思い付きで差し込めるようなものとは思えないからです。何の証拠があるわけでもありませんが、恐らく最初から2024年2月までのロードマップは、ある程度できているのではないでしょうか?
 
 運営のやる気がなさそうな姿勢についても、恐らく運営にとってヴイアラという企画は「泥臭い下積みをユーザーと一緒に二人三脚で乗り越えていくコンテンツ」だからなのでしょう。運営にとって、ヴイアラの現状は想定よりだいぶ好調なのだと思います。でなければ、Live2Dをバージョンアップさせたりはしないはずです。

 こうして考えると、運営の想定する「ヴイアライヴ」という企画は、たった10ヶ月しかない活動期間に比べて、えらく気の長いヴィジョンをもって運営されているのではないかという疑いが出てきます。


 このことから、個人的には2024年2月を迎えたとしても、「候補生2年目」が始まる可能性も十分あるのではないかと思っています。
 
 まあ、そんな運営の思惑については推し量ることしかできないので完全に妄想でしかないのですが、現実問題として配信中にヘタを打つ場面が多すぎるので、もう少し運営自身が配信のスキルを上げて欲しいです。


 7月31日に行われた突発の放送で、冒頭から放送事故が多発した時、「まあ、急遽だし仕方ない」という擁護を散見しましたが、この運営は突発とか関係なくVTRや音声を流すときのミスが多すぎます。特に記憶に新しいのがヨビノリたくみさんと宇宙のコラボ配信の回で、ゲストをお招きしているにも関わらず、何度も何度も出題を繰り返しミスしています。運営の不手際は候補生や企画そのものに対するマイナスイメージに直結するということを、もっと自覚していただきたい。

 

 また、「下積み」にフォーカスしすぎという点もかなり気になります。おそらく、デビュー後のヴィジョンもある程度はあるのでしょうが、ユーザー視点ではいわゆる株式市場で言うところの「上場ゴール」になりかねないのではないか? という不安があります。ここら辺への回答は、運営的には8月~9月頃に提示してくる予定なのかもしれませんが……。

 

ヴイアライヴの構造ついて:
 あまり言及が見られませんが、「ヴイアライヴ」という企画を俯瞰した時、実は非常に従来のゲーム版アイドルマスターシリーズ的であることに気付きます。


 例えば、6月1日時点から、候補生たちもだいぶ配信になれてきており、それぞれの弱みや不安な部分、自分の境遇を見せてくれるようになりましたが、これは各候補生とのコミュが進み、内面掘り下げのターンに入ってきたと解釈できます。


 ヴイアラは元々、「人気がなければ企画終了」という意味で「崖っぷち候補生」という売り文句(?)があったのですが、グッズの展開ややたらと豪華なゲストを呼ぶ帯番組など、「いやどこが崖っぷちやねん」というツッコミどころがありました。ところが、候補生たちの内面を掘り下げていくと、実は「それぞれの境遇から、アイドルを目指す最後のチャンスとして企画に参加している」ということが判明し、ヴイアラヴではなく候補生そのものが「崖っぷち」であったことがわかってきています。ゲーム的に言えば、いわゆる「ルートに入った」状態になっており、そろそろ中盤といったあたりですね。


 また、6月には電音部コラボ歌枠リレー、7月にはアイマス歌枠リレーがありましたが、これらはゲーム的には「オーディション」に相当するものだと解釈できます。実際、歌枠では大幅に(まあ当社比ですが……)ファン(チャンネル登録数)を稼ぐことができています。では普段の配信は何かと考えると、これはシャニマスで言うところの「ラジオの仕事」のようなものだと解釈できますね。

 

 こうして考えていくと、正直現状の推移ではかなり難しいとは思いますが、11月頃までに特定条件を満たすことで、隠しオーディション=アイマスラブライブ合同ライブへの参戦というのが、はっきりとは明示されないもののヴイアライヴのひとつの目標になるのかなと考えています。

 

候補生について:
 ここからは候補生の評価に移ります。

 

■愛夏
 6月1日時点では、明るいお調子者といったキャラクターでしたが、掘り下げられるにつれ、「等身大の女の子」であるがゆえに、アイドルとしての自分に自信が持てていないという部分が浮き彫りになってきました。一方、中間審査をきっかけにそんな自分から脱却しようと一歩踏み出し、自分の強みを自覚してこれから成長していこうという段階にあります。

 

 個人的な視点では、愛夏の強みはボイスアクト、つまり声音の変化によるギャップの演出にあると感じています。アイマス縛り歌枠リレーで、低音やセクシー系の声音で歌い上げ、視聴者を驚かせたことは記憶に新しいですが、普段はほわほわとしたキャラクターが歌いはじめると格好良かったり、セクシーだったりするというのは、明確な武器になるでしょう。愛夏本来のキャラクターを前面に押し出した、一生懸命、かわいらしい女の子として歌い上げる曲にも対応できており、歌い方の幅はかなり広いと感じます。


 曲に対する解釈、理解も思った以上にきめ細やかで、声の幅と合わせて表現力が武器になるように思います。個人的には、「商品として考えた時のアイドルソング」を歌える候補生として最も先んじているのは愛夏だと思っています。
 
 一方で、相変わらず配信中に調子に乗りやすいところは、好き嫌いが別れるかもしれません。また、声自体の線の細さというか、パワー不足を感じる部分が多く、この点を強化していってもらいたいと思っています。


 また、歌い方のプランを見るにつけ、「一曲一曲に対して解釈・理解に時間をかけすぎている、思い入れを深くし過ぎているのではないか?」とも感じています。一曲一曲にかける情熱が、他の曲に影響しなければいいのですが……。

 

■宇宙
 宇宙は、もっとも配信者として安定しているという評価は前回から変わりません。完璧主義者な部分があり、自分自身でも盛んに言っているように「歌っている最中に考えすぎてしまう」部分が気になっているようですが、これは場数の問題でしかないと思います。高音に透明感があり、この部分をもっと鍛えれば三人の中で唯一無二の武器になると確信しています。

 

 また、非常に「オタク」であり、曲の解釈についても非常に優れています。歌詞から世界観を構築することに長けており、表現力をさらに磨けば、これも大きな武器になるでしょう。

 

 企画力、構成力がずば抜けており、アイマス歌枠リレーのセットリストはライブとして完璧だったと思います。宇宙にとっての「ライブ」とは、ステージの上下が一体となって作るものだというコンセプトがはっきり伝わってきましたし、実際、ユーザーも大変盛り上がりました。


 宇宙にとってのアイドル活動とは、ユーザーと二人三脚で構築していくものであり、その姿勢が配信や歌枠にも表れているため、「クールな蒼枠」というイメージに反して非常に親しみやすいアイドルです。

 

 一方、その親しみやすさが仇になっている部分もあり、例えば「しいたけ弄り」は、宇宙が拾っているから別にユーザーが言うことでもないのですが、内輪ネタ過ぎて大して広がりもなく面白みがない、このノリが嫌で見るのを辞めてしまったという人も何人か見かけたことがあります。

 

 また、その場のなんとなくの面白さ優先でユーザー側に突っ込みすぎる部分があり、例えば先日、「なんJ」云々というような発言をしていましたが、「なんG」「なんJ」のような単語はあまりアイドルが口にするべきではないかと思います。


 また、インターネット老人会用語についても、聞いていると「これはにわかだろうな……」と思う部分があります。ぶっちゃけた話、今、宇宙の配信を聞いているような層はにわかだろうがなんだろうがおじさん的には若い子が老人会やってくれるだけでうれしくなるのでどうでもいいのですが、将来的なことを考えた場合、アイドルとして「隙」は可能な限り少なくしていくべきだと思います。ゲームセンターCX有野課長も「長く活動するためには炎上しないことが最重要」と言っていますし、ヒカキンも炎上に繋がるような「隙」についてはかなり細かく注意しています。

 

■レトラ
 最初に言っておきますが、私はレトラに非常に、非常に、重要なのでもう一度言いますがひじょ~~~~~~~~~~~~~に期待しています。まだ歌枠配信がなかった6月1日時点から、「カリスマアイドルになる素養があるとすればレトラ」と言っているくらいです。歌枠のたびにメンギフ配りもしてますし、レトラの配信が一週間くらいないと「レトラの声が聞きてぇなぁ」と思うくらいにはファンです。
 実際、レトラは歌唱に関するカリスマ性は抜群で、歌枠のたびにチャンネル登録数がぐんと伸びることがそれを証明しています。

 

 しかし、レトラについては期待値が高いせいもあり、非常に目につく部分が多いのが現状です……。

 

 まず、配信者としてはかなり壊滅的です。歌枠で大きく伸びるということは、それだけ普段の伸びが悪いということでもあります。この原因はかなりはっきりしていて、これがレトラの改善点の全てに繋がるのですが、レトラの「我の強さ」にあると思っています。

 

 レトラの配信は、他者と「対話」する気がほとんど感じられません。レトラの配信を見に行っている以上、ファンとしては別にそれで全然構わないのですが、公式番組やゲストを迎えた時にもその調子なので、見ていてひやひやします。


 また、中間審査の時にも書いたのですが、あまり「レトラ」というキャラクター……はっきり言いますが「バカっぽいキャラクター性」にこだわらず、真面目にやるところは真面目にやって欲しいと思っています。別に演じているわけではないのかもしれませんが、公式番組やゲストを迎えた回で、理解できない部分があると考えることを放棄しておふざけに走るのは悪い癖だと思います。

 

※補足ですが、この部分についてはレトラというよりVtuberという存在そのものに原因があると思っていて、レトラの持つ「背景」、つまりどこで生まれ、どのような教育を受け、家庭ではどの言語を使って会話しているのか? などを推し量ることができず、一般的な日本人の常識の範囲で判断してしまうことから発生してしまう「イメージ」の問題かと思います。

 

 また、本人が無自覚なのかそうでないのかわかりませんが、本当に反省すべき点について全く触れようとしない点も気にかかります。先日の歌枠振り返りで言えば、明らかに歌えていなかったところが2か所ありましたが、その点について全く触れることはありませんでした。電音部の歌枠でも歌の入りを間違えていて、本人の歌唱力で誤魔化してはいるものの、ステージ全体を見れば完成度は高いとは言えません(もっとも、この部分については本人の練習不足、聞き込み不足以外に言えることがないので、あえてスルーしたという可能性は十分ありますが……)。

 

 また、レトラは歌唱に関しては「感覚的にできてしまう」タイプだと思うのですが、だからこそ手癖の部分が多く、こういうタイプはその修正にかなり苦労するのではないか、そのことについて軽く考えているのではないかというのも懸念点です。

 

 求められているのは「商品としての歌」であって、「レトラが気持ちよく歌える歌」ではない(個人的には、レトラが気持ちよく歌える歌は十分に商品になると考えていますが、アイドルという立場上はそればかりというわけにもいかないでしょう)という点について、真剣に考えるべきではないかと思っています。

 

 繰り返しますが、レトラには非常に可能性を感じています。だからこそ、細かな部分に甘くならず、丁寧に弱点を潰していって欲しいと思います。

 

 以上。