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「君、影薄いね」と貴方は言った

ネットの片隅に生きるだらだらしたアラサーブログ

シン・ゴジラのシンはシンフォギアのシンだった

 シン・ゴジラを見てきました。

 シン・ゴジラを見てきて、事前の評判から「あ~こんな話なんだろうな~、じゃあ見てきたらこんな感じの感想言っちゃおうかな~」と考えてたものがあったんですが、実際見終わった後に思っていたことは、「シン・ゴジラ、シンフォギアだった」でした……。いや、最後のあれのあれだけでなくて。以下、その理由をお話します。

 ちなみに、書き終えてから見返したところ、話がずれまくっている上に、(個人の感想です)以上のものでなかったり、「いや、つまりこういっているのはこういうことだよ、頭わりぃな」というような感じの部分が多くなりましたが、あくまで私のブログで私が書いた記事なので、そこら辺はご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

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ネタバレ

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 私が言うところの、「シン・ゴジラとシンフォギアの類似点」、それは、どちらも「マイナスの手法で作られている」という部分です(個人の感想です)。

 この2つの作品は、どちらも「見せたいテーマ、物語」が最初にあり、それを必要な尺の中に収めるために、極限まで「不必要な部分」をそぎ落として作ってあると感じました。

 この手法を用いたアニメとしては、シンフォギア1期が特に優れていて、私はこれを新世代のシナリオスタンダードと呼んでいるんですが、ようやくそこに庵野監督が追いついたか。という感じですね。

 シンフォギアを知っていれば、事前によく見かけたような、「キャッチーな主題歌とか恋愛要素とかなくても売れるものは作れるんだよ!」という結論にはなりようがないので、全ヲタクは早急にシンフォギア(特に1期)を見るべきだと思います。一般的には安っぽい作画や、一見しただけでは笑いを誘っているとしか思えないストーリー展開で話題になることの多いシンフォギア1期ですが、作中で使用されている「マイナスの手法」はかなりの高レベルですので、技術的な面に注目してシンフォギアを見てみましょう。

 まさか、シン・ゴジラを見て、こんなウエメセでわけのわからないことを言うことになるとは、私も思っていませんでした。

 そんな感じで、「これ実質シンフォギアでは?」と思ってみていたら、急に「アメノハバキリ」とか言い出したので、ヤシオリ作戦時の、急激に巻きが入ったような怒涛の展開も含めて、もう完全にSAKIMORIが戦っていました。俺の中で(幻覚)。

 まぁ、結論を言うと、私自身そうなんですが、コンテンツが溢れる現代を生きる我々は、皆「我慢弱い」部分があるんですよね。主軸とずれた要素が入っていると、退屈と感じやすい。その点、シン・ゴジラもシンフォギア1期も、徹頭徹尾「見せたい物語」を、最低限の肉付けでブレることなく表現していたので、その点がウケているのかもしれないなぁ……というのが、シン・ゴジラの感想です。

 シン・ゴジラ自体の内容としては、本当に中身がなかったですね。ゴジラは作中でただ歩いていただけだし、攻撃されたからビームで反撃したくらい。上陸した理由というのは特に何もなかったし、ゴジラがきて、それに対応して、何とか上手くいったね、おわり。みたいな内容でした。

 ただ、シン・ゴジラの話としてはそれでいいと思っていて、例えばゴジラが上陸してうろうろしていた明確な理由なんていうのは、なくてもいいんです。何故なら、この映画は怪獣映画ではなくて、実際のところ、「天災に対してがんばる日本人を描いた映画」だからです。

 シン・ゴジラの序盤の展開を見ればわかるように、ゴジラは形態ごとに、地震津波原発事故といった、日本を襲った天災・人災を踏襲し、第4形態として、「それらを上回る、未曾有の天災」として描かれています。天災が発生するのに、特に理由はありませんよね。そんなわけで、メインは必然的に、「天災に対応する日本人」になり、最後、ゴジラを何とか倒す場面は、「一致団結した努力で、未曾有の天災をも何とか乗り越えられる。だから、あきらめずに頑張ろう」というメッセージを感じました。

 ただし、天災はいつまた起こるか、誰にもわかりません。「これからずっと、ゴジラと付き合っていかなければならない」という最後の台詞は、この映画のメッセージが、これまで発生した阪神大震災東日本大震災、九州・熊本地震の被災者の方々だけでなく、これから発生するであろう未曾有の天災に対して、備え、起こったとしてもお互いに協力して乗り越えていこう、というメッセージなのかなと思いました。

 で、話がずれるんですが、事前によく見ていたような、「キャッチーな主題歌とか恋愛要素とかなくても売れるものは作れるんだよ!」というのは、なんだか的外れに感じましたね……。いや、言ってることは正しいとは思うんですけど、シン・ゴジラはたまたま、「弁当箱に必要なものを詰めていてったら余分なおかずが入るところがなくなった」だけで、もし庵野総監督より100倍くらい構成が上手い人がいたら、多分そういうのも入ってると思うんですよね。そういう部分も、ないことはなかったし。だから、シン・ゴジラという映画を持ち上げて「どうだ今の邦画界よ、これが面白い映画作りだ!」と言い出すのは、うーん、いまいち的外れかなぁ、と思いました。

 

 もうちょっと書きたいことがあったんですが、あんまりまとまらなかったので、とりあえず以上。

「あの人が電子書籍を出したんだって!」「で、どのリーダーなら読めるのさ?」(電子書籍についての軽いまとめ) 後編

 というわけで、電子書籍についての軽いまとめの続きです。
 前回の記事はこちら。

「あの人が電子書籍を出したんだって!」「で、どのリーダーなら読めるのさ?」
(電子書籍についての軽いまとめ) 前編
http://blue876.hatenablog.com/entry/2012/02/28/190156

 前回の最後で予告した通り、今回は電子書籍の取り扱い店や電子書籍自体の問題点について、ニュースを交えつつご紹介したいと思います。

2.電子書籍の取扱店

 さて、電子書籍ですが、これはもちろん自炊しないのであればお店から買うしかありません。 
 では、どこのお店で、どうやって買えばいいのでしょうか?



 代表的な電子書籍販売店は、前回の記事でもあげた紀伊国屋や楽天イーブックストアがあります。

紀伊国屋書店BookWeb 電子書籍コーナー
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/indexp.html

 紀伊国屋のWebサイトには電子書籍を購入できるコーナーがあります。
 流石に紀伊国屋だけあって、品揃えはなかなか豊富です(現在の数はちょっと探せませんでしたが、2011/10時点で20000点ほどだそうです)。

 紀伊国屋で購入した書籍は、Sonyの「Reader」か、独自のアプリKinoppyを利用する事により、読む事が出来ます。
 KinoppyはiOS、Android双方で使えるアプリです。
 また、Kinoppy for PCを利用する事により、買った書籍はPCでも閲覧する事が出来ます
 これはなかなか重要な要素です。というのも、電子書籍の中にはPCで閲覧出来ないものがあるんですね。

 Kinoppyで購入した電子書籍は、一部を除いて(岩波書店角川グループ、講談社、ぶんか社は一年以内ならという条件があります)何度でも再ダウンロードできるようです。
 端末の容量が逼迫した際には助かる機能ですね。

 また、Kinoppyを通じて紙の本を購入することも出来ます。1500円以上で送料無料です。

・楽天イーブックストア「Raboo」
http://ebook.rakuten.co.jp/

 楽天の電子書籍ストアです。
 品揃えは紀伊国屋同様そこそこありますが(現時点で3万点超のようです)、ここで購入した商品はSony「Reader」かPanasonicの電子書籍タブレット「UT-PB1」からしか読めません。
 はっきり言って、UT-PB1は高すぎて(29800~34800円)検討に値しないので、実質Reader専門のストアと言っても過言ではないでしょう。

 上記のような理由から、あまり使い勝手のいいストアとは言えません。 
 現状の、もしくは「とりあえず電子書籍を試してみたい」という潜在的ユーザーは、基本的にスマートフォン、あるいはiOS or Androidタブレット使用者であろうという事を考えると、電子書籍購入先の選択肢からは自然と外れてしまうかなという印象です。

・ebookjapan
http://www.ebookjapan.jp/ebj/index.asp

 現状、日本では最大のコミック取り扱い数を誇る電子書籍ストアです。
 販売数は55369点(12/3/1現在)で、総合図書ではビジネス書や文芸書の取り扱いもあります。
 あと、なんかエロ本も買えるっぽいです。ウヒョー。

「いつ何の本が追加予定か」を気軽に見れるのは結構ポイントが高いですね。

 ここも、書籍を閲覧するには専用のアプリ(iOS、Android、Windows対応)ebi.BookReaderが必要になります。
 これはどの電子書籍ストアでも言える事なのですが、その「店」ごとの専用アプリが必要になる場合が多いです。多少面倒ですが、まぁ、現実でも紀伊国屋があり、TUTAYAがあり……みたいな感じでお店は分かれているものですし、そういうものだと思ってください。

 ここも嬉しい事に、PC用のアプリをダウンロードすればPCでも電子書籍が読めるようです。
 また、トランクルームというストレージサービスを利用できるようです。

 しかし、この店はReaderには対応していませんので、Reader購入を検討されている方は注意が必要です。

・電子書店パピレス
http://www.papy.co.jp/act/top/nifty/

 日本最大の電子書籍ストアです。
 1995年から運営されている老舗で、400社を超える出版社の取り扱いがあるのですが……ファイル形式が結構ばらばらなのが難点です。
 ファイル形式がばらばらだという事は、閲覧方式もばらばらだという事です。

 また、スマートフォン・タブレット対応は2011年11月頃からようやく行われ始めたようで、手軽にスマフォやタブレットで閲覧というのは問題があるようです。そのような状況ですから、もちろんReaderには対応していません。

 逆に言えばPCでは殆どの書籍が閲覧可能という事なので、まぁ、PCで見れれば別にいいという人はパピレスを利用しておけば間違いはないでしょう。

 姉妹店として電子書籍のレンタルストア「Renta」があります。
 Rentaは「1枚100円のチケットを買って、必要なチケットを払い、48時間ファイルを閲覧する権利を得る」という方式なのですが、3枚くらいチケットが必要な場合が結構あるので、あまりお得感がないような……まぁ、元の値段が結構する本なのかもしれませんが。

・BOOK☆WALKER
http://bookwalker.jp/pc/

 ライトノベルやコミックを中心にした電子書籍ストアです。 
 また、珍しい事に(?)ゲームの攻略本なども取り扱っています。
 金曜日にはファミ通が読めたりします。

 似たようなストアとしては、既にebookjapanをご紹介していますが、向こうはライトノベルは取り扱っていないのに対し、こちらはライトノベルを前面に押し出す形となっています。

 また、「~記念で~文庫の電子書籍が一冊150円!」のようなセールを定期的に行っており、お得感が高いです。

 が、BOOK☆WALKERの電子書籍には「PCで閲覧出来ない」という最大の問題点があります。
 購入した商品はiOSまたはAndroid端末でしか閲覧できず、そのためのアプリはアップデートされるたびにAppStoreでの評価が下がっていくという、なんとも言えない具合になっています。
 先日、FEAR製TRPGシステムのルールブックが発売されたので、頑張って欲しいのですが……。



 大体、ぱっと目に付く電子書籍ストアはこれくらいでしょうか。
 また、ニッチですがこういうストアもあります。

・ラブコミ.com
http://nifty.lovecomi.com/lovecomi-nifty/exec/top

「おんなの子のためのコミック専門サイト」という宣伝文句の通り、女性向けを専門に取り扱うストアです。なかなか面白い試みですね。

フランス書院
http://www.france.jp/servlet/Satellite/f/index.html
フランス書院 美少女文庫
http://www.france.jp/servlet/Satellite/b/index.html

 エロ本を読もう、な!(迫真)



 現状ではストアによって、PCで読めたり、読めなかったり、Readerに対応していたり、いなかったり、むしろPCでしか読めなかったり、様々です。
 日本の電子書籍業界を複雑にしているのはまさにこの点で、この統一感のなさは、新規ユーザーに対して高い障壁でしかありません。

 今後、Amazonが日本電子書籍業界に参入してくる中で、こういった状態がどう変化するかは注目すべきところです。

 これから電子書籍をご検討されているのなら、

PCで読みたい方パピレス
PCや携帯端末、タブレットで楽しみたい方:紀伊国屋、ebookjapan
携帯端末でしか見ないという方:紀伊国屋、ebookjapan、BOOK☆WALKER
電子書籍端末(Reader)で楽しむという方:紀伊国屋、Raboo、(紹介していませんが)ReaderStore

 という感じになると思います。
 もちろん、このほかにも電子書籍ストアは多く存在しているので、興味がおありなら独自で調査して見るのも面白いかもしれませんね。

3.電子書籍の問題点

 電子書籍の利点とは何でしょうか?
 ぱっと考えると、

・場所を選ばず手軽に買える
・値段が(若干)安い
・収納場所に困らない

 等が挙げられると思います。
 個人的には特に「収納場所に困らない」という点を重視しています。

 というのも、僕は以前、結構な数のマンガやラノベを買い漁っていたのですが、これがただ漫然と買っているとかなりのスペースを食ってしまうわけです。
 そうすると、どんどん収納場所がなくなっていき、部屋に本が溢れはじめてしまいまして。
 それを片付けるのが面倒で、段々マンガやラノベから縁遠くなる……と、まぁ今の状態はこんな感じなわけです。

 そういった問題を一手に解決できる手段として、電子書籍に期待を寄せています。

 ですが、現状では多くの問題点を抱えているのも事実です。
 ここではその問題点を取り上げ、それに関わるであろう2012/3/1現在で電子書籍についてのニュースをご紹介していきたいと思います。



 何はなくともまず注目すべきなのは、前編でも軽く触れたこのニュースです。

米Amazonが電子書籍端末『Kindle』を4月国内発売へ、無料でドコモ回線を利用
http://appllio.com/news/20120211-1589-amazon-kindle-release-in-japan

 先ほども述べた通り、現状の電子書籍の問題点としてまず浮かぶのは「統一感のなさ」です。
 これは、電子書籍業界に「スタンダード」がない事に起因しています。

 Amazonの発売するKindleは、現在電子書籍業界に欠けている「スタンダード」の地位を占める可能性を秘めています。

 何せ、米Amazonで販売されているKindleは、Amazonが取り扱う100万冊の蔵書を自由にDLでき、購入した商品を(ストレージサービスの容量が許す限り)いつでも自由に再ダウンロード出来るのです。

 電子書籍端末の魅力は唯一つ、「その端末でどれだけの本が読めるのか?」にかかっています。
 Amazonが日本の各出版社とどういった交渉をし、条件を取りまとめているかは定かではありませんが、「4月発売」に踏み切ったからにはそれなりに商品ラインナップを充実させたからだと見て間違いはないでしょう。

 但し、先に紹介したKindleの利点、つまり「安さ」は失われてしまう可能性があります。

Amazon、日本で4月にKindle Touchを発売予定
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1202/14/news062.html

 こちらの記事では、KindleTouch3Gが日本価格2万円で販売されると紹介されています。
 KindleTouch3Gはその名の通り、先にご紹介したKindle4の上位機種で、Wifiの他に3G回線を搭載したモデルです。そんなのどうでもいいから安くしてくれよ……と思うのですが、何か事情があるのでしょうか?(ただたんに「日本の電子書籍端末ってたけぇからこれでも売れんだろww」と思われてるように思えてならないわけですが……)。

 というか、アメリカでは150ドル程度のはずなので、1ドル=80円換算にしても値段が合わないような……うーむ。

 また、個人的には、AndroidタブレットであるKindkeFireきてくれと思うのですが、今のところ公式では特にコメントは無いようです。残念。



 さて、それなりに商品ラインナップを充実させたからだと見て間違いはないと言いましたが、それが僕の適当な見立てでないという事の裏づけとして、次の記事をご紹介します。

電子版同時発売可能に=講談社
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012022000779
> 講談社の野間省伸社長は20日の記者会見で、著作権者の承諾が得られた全新刊書について、紙の本の刊行と同時に電子書籍を配信できる態勢を、6月からスタートさせると明らかにした。

 電子書籍の欠点の一つとして、「刊行時期の遅さ」が挙げられます。
 例えば、前編で例に挙げた「ちはやふる」ですが、今月、その最新巻である16巻が発売されます。
 しかし、電子書籍として買えるのは、現在7巻までです。

 このように、実際の本と電子書籍の販売時期には、致命的なズレがあります。
 電子書籍は常に、現実の本の後追いを続けているというのが現状です。

 このニュースは、その致命的なズレが修正される可能性がある事を示唆しています。
 もっとも、本当に同時発売になるかどうかはまだ「検討中」との事ですが、こういった態勢を整える事自体、大変歓迎すべきニュースだと言えますね。

 AmazonのKindle発売と時を同じくしてこういったニュースが飛び出してくる事には何らかの因果関係があると考えるのは、僕の邪推でしょうか?

 邪推ならごめんね、えへへえへ。



 閑話休題。
 Kindleが発売し、電子書籍業界が大きく動くであろう4月に向けて、意外なところも動き始めています。

セブン&アイ、3月から電子書籍事業を開始へ
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1202/29/news042.html

 セブンイレブンいい気分になりやがってこの野郎なセブン&アイも、3月から電子書籍業界に参入します。
 セブングループは既にセブンネットショッピングを抱えていますが、そちらで電子書籍の販売を開始するという事のようです。日経の記事では3月から4万5000冊のタイトルを販売するようで、かなり大型の参入になりますね。

 そのセブンネットショッピングですが、早速電子書籍の販売が始まっていました。

セブンネットショッピング・電子書籍・コミック
http://www.7netshopping.jp/dgbooks/

 まず目に付くのが「7net先行配信!池上彰の相手に「伝わる」話し方」という文字ですね。
 こういった企画が出来るのは大手の強みですね。
 電子書籍ストアが乱立する中で、こうした「先行配信」のような独自の企画を行えるのは、大きなアドバンテージになると思います。

 また、記事中では「セブンイレブンの店舗内に設置されている公衆無線LANにアクセスした場合にのみ購入できるオリジナルタイトルなどの販売にも注力」ともありますね。

 セブン店頭のオリジナル雑誌と言えば、小学館とタッグを組んで販売している「ヒーローズ」がある事は皆様ご存知だと思います。

セブン-イレブン 小学館とコラボ 専用の月刊漫画誌 11月1日創刊
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110919/biz11091922160007-n1.htm

 こういったコンテンツを電子書籍でも用意していくという事なのでしょう。
 これが成功すれば、「ジャンプを買いにコンビニに行く」と同じような感覚で、「セブン専売の電子書籍を買いにセブンに行く」というような時代が来るかもしれません。

 セブンが独自のWifiスポットを設置した事は、一時期話題になったので、記憶にある方もいらっしゃると思います。それに関する下記のような考察もいくつか見られました。

■セブンスポットはじまったな - (旧姓)タケルンバ卿日記(ご結婚おめでとうございます!)
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20111130

 このエントリの中で、ルンバさんは「(Wifiスポットという)新たなサービス開始によって「セブンイレブンに行こう」という来店動機が増えるのも大きい」という話をされていますが、この電子書籍サービス、ひいては独自コンテンツへの注力は、まさにこの「来店動機」を増やす事に目標を定めた戦略だと思います。

 まさかこういった形でWifiスポットを利用するとは思っていませんでしたが……。



 また、間接的にも電子書籍業界を発展させるのでは? と目されているニュースもあります。

【出版】日販、本「買い切り」導入へ協議 出版社・書店と
http://pika2.livedoor.biz/archives/3864295.html
(日経記事リンク切れのため、2chまとめサイトへリンクしています)

 買い切りとは、まぁ簡単に言えば「今まで書店が行っていた、出版社への本の返品が不可能になる」とでも思ってください。

 この制度が出版業界全体に導入されれば、本屋は売れ筋の本しか取り扱いをしなくなる事は想像に難くありません。
 売れるか売れないか微妙な本は本屋もわざわざ入荷しないでしょうし、本屋が入荷しないとなれば、そもそも出版社も本を出すかどうかは怪しいでしょう。

 その点、電子書籍での出版ならば在庫管理面でのリスクは存在しないわけで、「電子書籍化が進むのでは?」との憶測が出ています。



4.最後に

 僕個人としては、電子書籍化はどんどん推し進めて行って貰いたいと思っています。
 電子書籍化の流れが進むのであれば、それが国内主導であろうと国外(というよりはAmazonという事になるでしょうが)主導であろうと構いません。

 とにかく、電子書籍のスタンダードをまず作って欲しい、その事を切に願います。
 現状でもある程度、電子書籍を利用する事は可能です(その場合の選択肢はiOSかAndroid端末になるでしょう)。
 ですが、乱立する電子書籍ストアでは「どこで何が売っているか」を見比べるのは非常に困難ですし、アプリごとに「棚」を管理しなければならない(現状では、A店とB店から買ってきた本を同じ棚で一括管理する事が出来ないのです)という煩雑さもあります。

 また、電子書籍ストアには「本との出会い」がありません。
 皆さんも書店へ足を運んだ際、表紙やタイトルに惹かれて買う予定のなかった本を買ってしまった……というような経験はないでしょうか?
 そういった出会いは、現状の電子書籍ストアでは望むべくもない事です。

 願わくば、2012年という年が、これらの問題になんらかの進展がある年になる事を願っています。

 それでは、今回はこの辺で!

※追記(12/3/1 13:40)

 と、書いた端から大きいニュースが飛び込んできましたね。
 我ながらタイムリーすぎて笑ってしまいましたが

角川グループ、Amazon.com(アマゾン)と「Kindle(キンドル)」向け電子書籍の配信契約を締結
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/03/120301-01.htm

角川グループの全出版社がKindle向けに電子書籍を配信する契約を締結
http://gigazine.net/news/20120301-kadokawa-kindle/

 いくらか抜粋しますと、

>角川書店、アスキーメディアワークスエンターブレイン角川学芸出版富士見書房メディアファクトリーなどのグループ傘下の全出版社が契約を締結した。
「価格決定権」はアマゾン側が持つ。

>新潮社や学研ホールディングス、小学館も新刊の電子化を目指しているとのことで、2012年中には新刊が普通にKindleで読めるようになりそうです。

 というわけで、こうなるとやはり上の方で取り上げました講談社のニュースも、Amazonの影響という事になりそうですね。

 また、価格決定権をAmazonが持つ、というのも、大きなポイントになりそうです。
 何故なら、米AmazonではReaderStoreなどに比べて大幅に安い価格で電子書籍が販売しているからです。
 これはAmazonが、「電子書籍自体で利益を出すのではなく、そのリーダーに付随するサービスあれこれで利益を出す」という戦略を取っているためです。
 Kindleで新刊が読め、さらに安いとなれば、Kindle一人勝ちの体制となりそうです。

 ちなみに、記事中にもありますが、KindlePC・スマフォに対応したアプリもありますので、やはりAmazon強しという事になっていくのかもしれませんね。

「あの人が電子書籍を出したんだって!」「で、どのリーダーなら読めるのさ?」(電子書籍についての軽いまとめ) 前編

 先ずは、知人が電子書籍デビューということで おめでとう ございます

 この記事は一月頃に書いて一旦お蔵入りにしようとしていたんですが、まなめさんやしんざきさんといった知人が電子書籍を出版され、また、ここ一ヶ月で電子書籍を巡る状況も大きく変化したという事で、ここらで一発、改めて書いておこうと思い手をつけました。

 趣旨としては、誰もが名前は聞いた事があってもイマイチピンと来ていないであろう(まぁ、僕がそうだったので調べたわけですが……)電子書籍の現状を、なんとなく皆さんにお伝えしようというものです。



 さて、こういった記事を読みました。

スマートフォンでの閲覧に適した、日本初の新しいコンセプトの電子書籍
「impress QuickBooksTM」を2月下旬より刊行開始
http://www.news2u.net/releases/94477

 記事を軽く読むと、どうやら「気軽に読み捨てられる新書未満のもの」を目指しているようですね。
「多くの人が知りたい旬の話題をスピーディに電子書籍化して刊行」というコンセプトからすると、「その時興味のある話題に対して、気軽に手早く知識欲を満たせる物」としての立ち位置を狙っているのでしょう。
 媒体がスマートフォンメインであるのも、通勤、通学の最中のお供に、という事なのでしょうね。

 特筆すべきは執筆者にブロガーなどを採用している点で、これは(所謂はてな界隈などの)「知識欲を満たす為に情報を日常的に摂取ている層」を最初から引っ張ってこようという狙いがあるのでしょう。

 さて、その電子書籍についてです。
 皆さんも「電子書籍」という名前くらいは聞いた事があると思いますが、その実態についてはどうでしょうか? 恐らく、ほとんどの方が電子書籍というものの中身についてはご存じないのではないかと思います。

 それも当然で、現在の電子書籍界隈は「混迷を極めている」としか表現できないのが現状です。

 まず「電子書籍を読むには何が必要なのか?」というところから始まり、

「電子書籍リーダーは何を選べばいいのか?」
「自分が選んだリーダーで○○の本は読めるのか? 読めないのか?」
「PCでも読めるのか」
「あっちの店とこっちの店で同じものが売っているが、何が違うのか?」etc...

 電子書籍に関する疑問は尽きません。

 正直に言いますと、これらの全てを把握するのは困難です。
 そこでここでは、皆さんに代表的な電子書籍リーダーや、書籍の販売サイト、電子書籍に関するニュースなどを取り上げて、簡単にご理解いただければと思います。

1.電子書籍を読むもの、「電子書籍リーダー」
 さて、まず電子書籍リーダーに関してですが、世に電子書籍リーダーは数あれど、購入を検討すべきものは(現状では)以下の通りかと思います。

A.Sony「Reader」
http://www.sony.jp/reader/contents/?s_tc=jp_ad_reader001_Og_01_0113

B.Amazon「Kindle4 wifi
http://www.amazon.com/gp/product/B0051QVF7A/

C.Amazon「Kindle Fire」
http://www.amazon.com/Kindle-Fire-Amazon-Tablet/dp/B0051VVOB2
(上記二つは現在米Amazon経由でしか購入できません)

D.AppleiPad」シリーズ
http://www.apple.com/jp/ipad/features/

E.各種スマートフォン

 ここではこれらをふまえ、各種を軽くご紹介していこうと思います。

A.国産では圧倒的なアドバンテージを持つSony「Reader」
 ReaderはSonyが発売している電子書籍リーダーです。
 5型と6型があります。個人的には6型の方が見やすいかなと思います。
 5型では単独で書籍の購入を行う事はできませんが、6型にはWifiタイプと3G+Wifiタイプがあり、単独で電子書籍を購入・閲覧することが出来ます。

 画面には電子ペーパーを採用しており、目に優しい事がウリのひとつとなっています。
 僕も店頭でReaderを見てみた事がありますが、この電子ペーパーというのがかなりスゴイ。
 まるで紙に印字されているような錯覚を覚えるほど、自然に文字が表示されます。

 一回の充電で、物によっては約7週間バッテリーが持ちます。
 長時間バッテリーが持つというのも、電子ペーパーを使用した電子書籍リーダーの利点ですね。 

 しかし、Reader最大の利点は、その取り扱い書籍数にあります。
 Readerには「Reader Store」という専用の電子書籍販売店があるのですが、2012年2月時点でのReader Storeの取り扱い品目数は40000点を数え、(公式の声をそのまま信じるのであれば)毎月2000点もの書籍が追加される予定となっています。

 その取り扱いも幅広く、例えば現在(2012/2/28)アニメが放送中の「ちはやふる」などのコミックがあるかと思えば、アガサ・クリスティポアロシリーズ「ABC殺人事件」があったり、はたまた「涼宮ハルヒの驚愕(後)」なんてラノベがあったりもします。


ちはやふる(7)
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000012720800700701/

ABC殺人事件
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000014717800100101/

涼宮ハルヒの驚愕(後)
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000014477600100101/


 値段的な面ですが、これは正直ピンきりですが、大幅に安いという事はあまりありません。
 先にあげた三冊を見比べてみると、

           書籍価格    電子書籍価格
ちはやふる       440円      420円
ABC殺人事件       840円      700円
涼宮ハルヒの驚愕(後) 580円      576円

 となっており、比較的新しめの書籍に関してはほとんど値引かれていない事がわかります(まぁ、サンプル不足と言われればそれまでですが……)。

 こういうのもありますね。

不思議の国のアリス(多田幸蔵訳)
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000012243500100101/

 ちなみに上記の本は多田幸蔵訳と説明中にあるので、恐らく1975年に旺文社文庫から出たものだと思われます。違ってたらすみません。当然の事ながら絶版です。古本屋なら安く手に入るかもしれませんが……。

 絶版なので値段の比べようがないですが、420円なら手軽な気もしますねえ……。
 たくさん出ているからかアリスは複数登録されており、

不思議の国のアリス(新潮社)
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000013376900100101/

 こちらの不思議の国のアリスは、何故かAmazonの商品の方が4円安いです。なんだそりゃ。

 また、Readerは紀伊國屋書店BookWebや楽天イーブックスストアとも提携しており、どちらのストアで買った電子書籍も、Readerで読む事が出来ます。

 紀伊国屋やイーブックストアにも、結構本がありますね。
 僕が密かに読みたいと思っていた「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」とか。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9986709636&TYPE=EBOOK

 これは315円と、書籍版(630円)に比べると実に半額という、大層な値引率です(2/28現在)。
 たまにこういう物を見つけるとお得な気分になりますね。

 最初に話題にした「impress QuickBooksTM」もReader対応なので、読む事が出来ます。



 さて、ここまでは利点を多く述べてきましたが、もちろん欠点もあります。

 まず第一に、電子ペーパーは白黒だという事です。
 小説を読むならそれで構わないのですが……例えば、僕が電子書籍を多く活用するであろうマンガやラノベといったジャンルでは、「表紙絵」というのはかなり重要なファクターです。
 その表紙絵が、なんと! Readerでは白黒でしか表示されません。

 これは正直、かなり致命的と言わざるを得ません(多くの読者の方には馬鹿馬鹿しいと思われるかも知れませんが、同意してくださる方は少なからずいるものと信じています)。

 また、これは電子ペーパー全体に言えることですが、ページをめくる際にかなりの「ちらつき」が出ます。特に読書自体に問題はないのですが、見栄えがあまりよくないです。

 さらに、電子書籍販売店の中にはiOSやAndroid端末でなければ読めないものがあるのですが、そういった電子書籍はReaderで読む事が出来ません。

 そして恐らく最大の障害と思われるのが、その値段です。
 5インチでWifiや3G無し、内蔵メモリ2Gのモデルで9980円。
 6インチ3G+Wifiの最上位モデルになると、実に25800円(いずれもソニーストアでの価格)になってしまいます。

 電子書籍最大の障害は「電子書籍リーダーが高い事」の一言に集約されると思います。
 Readerは個人的にかなり魅力を感じている商品なのですが……。



B・C.Amazonが放つ黒船は日本市場を席巻するか? Amazon「Kindle4 wifi」「Kindle Fire」
 ご存知、Amazonが発売している電子書籍リーダーです。
 KindleはReaderと同じく電子ペーパーを用いた電子書籍リーダーで、KndleFireはiPadに代表されるようなタブレット端末です。もっとも、その用途の殆どは電子書籍リーダーとしての機能に特化しています。

 スペックや現時点での利点はそれぞれ、

Kindle4:
 6インチディスプレイで電子ペーパーを使用、稼働時間は約一ヶ月程度、内蔵メモリは2G(ユーザーが利用できるのは1.25G)、3GモデルはなくWifiのみなどなど……がありますが、正直細かい事を抜きにしてぶっちゃけ安い! それが一番の魅力です。

 1ドル=80円と計算しても9000円で買えます。
 もっとも、これに送料がかかるので、結局のところ1万は超えるわけですが……。

KindleFire:
 7インチフルカラー、IPS液晶! なのでラノベやマンガの表紙がカラーで見られる!
 現時点ではこれが最大のウリです。
 内部メモリーは8G(ユーザーが利用できるのは6G)で、通信方式はWifiのみ。AndroidOSを使用しています。

 まぁ、これもそこそこ安いですね。
 1ドル=80円換算で16000ちょっとで買えます。

 KindleとKindleFireの利点は以上です。


 え? 
 と思われた皆さん。嘘ではありません。
 現時点でのKindleは、利点よりも圧倒的に欠点が多い商品です。

 まず、現状では日本で販売されておらず、米Amazonを経由してしか購入できません。

 次に、Amazonの電子書籍販売店「KindleStore」では和書の取り扱いがありません。よって、もしKindleを手に入れたとしても現状では(自炊したもの以外)洋書しか読めません。
 KindleFireにはクラウドストレージサービス(購入した物はいつでもAmazonから自由にダウンロードできる)があるのですが、洋書ばかりではご自慢のクラウドストレージもあまり意味を成しません。

 また、Amazon Appstore(Amazonの立ち上げたAndroidMarket)は認証が必要なため、アメリカ国内でしか使用できず、日本では本当にただの自炊した本が読める板にしかなりません。

 さらに、これは仕方のない事ですが、KindleFireの稼働時間は8時間程度と、通常の電子書籍リーダーに比べると稼働時間の面で大幅に劣ります。

 もっとも、これらの欠点は「そもそも日本で売っていない商品を日本で使用する」という歪みによって生まれているもので、Kindle自体は大変魅力的な商品だと思います。
 KindleStoreにしても、米国のAmazonはReaderStoreと比べて遥かに安い価格で書籍販売したりするので、もしそれが日本でも実現すれば、Kindleは日本国内でも魅力的な商品となるでしょう。

 そして、それはそう遠い事ではありません!

米Amazonが電子書籍端末『Kindle』を4月国内発売へ、無料でドコモ回線を利用
http://appllio.com/news/20120211-1589-amazon-kindle-release-in-japan



D.日本でもおなじみ、電子書籍リーダーとしても使えるAppleiPad」シリーズ
 これの説明が必要でしょうか?
 手にいれ易さやOSのサクサク具合、豊富なアプリ、国内での知名度、電子書籍店の充実した対応、画面の大きさから可読性抜群など、利点の枚挙には暇がありません。

 紀伊國屋書店Kinoppyやebookjapan、BOOKWALKERなどの電子書籍店もiOSに対応しており、特に電子書籍専門の端末を持つことに意義を感じないのであればこれで十分ではないでしょうか?

 欠点らしい欠点も見当たりませんが、強いて言うなら「電子書籍リーダーとして手に入れるには高い」という事でしょうか。Wifi版でない限りソフトバンク回線もついてきて、鬱陶しいことこの上ないかもしれません。



E.画面が小さく可読性最悪。だが……「各種スマートフォン
 初めに言っておきますが、スマートフォンは電子書籍リーダーとして向きません。
 操作もし辛く、「電子書籍リーダー」として見た場合、欠点しかないでしょう。
 しかし、スマートフォンにはそれを補ってあまりある大きな魅力が備わっています。

 それは、「電話である」という事です。

 携帯電話は、現代社会において必需品の一つです。
 よって、既に貴方の手元にある可能性が大変高いでしょう。
 もし、貴方が既にスマートフォンを持っているのなら、大した手間もなく電子書籍を閲覧することが可能になるわけです。

 電子書籍最大の障害は、先ほども触れましたがその「値段」です。

 わざわざ本を読むのに、何故初期投資しなくてはならないのか?

 これから電子書籍を利用とする人間には、常にその疑問が付きまとうでしょう。
 スマートフォンはこの最大の障害を廃し、気軽にユーザーと電子書籍とをつなぐ架け橋なのです。


 長くなりましたので(ていうか飽きたので……)、いったんここで筆を置こうと思います。
 次回は電子書籍の取り扱い店や電子書籍自体の問題点について、ニュースを交えつつご紹介出来たらなと思います。

 それでは!

 

※追記
というわけで、後編を書きました
http://blue876.hatenablog.com/entry/2012/03/01/131745

ループを繰り返し惨劇の裏に潜む《悪意》を暴け! 『惨劇RoopeR』 後編

前回の記事はこちら
http://blue876.hatenablog.com/entry/2012/02/26/014411

 というわけで、惨劇RoopeRの紹介記事後編です。
 前回は惨劇の登場人物と、その裏の顔までをご紹介しました。
 今回は「事件」と「最後の戦い」、そしてプレイ指針について触れて行きたいと思います。

5.事件
 「事件」とは、惨劇を構成する要素です。
 「事件」は「犯人」によって引き起こされ、登場人物や場所に対し様々な効果を及ぼします。
 「事件」は、脚本家の手元では以下のように管理されています。


 発生日  事件名    犯人
 二日目  邪気の汚染  情報屋
 四日目  病院の事件  お嬢様





 ここでいう「犯人」とは、常に「事件を引き起こす人」だと考えてください。
 例えば「自殺」という事件がありますが、このゲームでは「自殺の犯人=自殺する人」です。
 仕方ないとはいえ、若干ややこしいですね。

 何日目にどんな事件が起こるか、それはあらかじめ主人公に公開されています。
 中にはループを即終了させる事件もありますので、主人公側のプレイヤーは注意してください。

 この「事件」ですが、必ず発生するわけではありません。
 「事件日」に、「犯人の不安臨界まで不安カウンターが溜まっている」場合にだけ、事件は発生します。つまり、事件の犯人が割れている場合、事件当日までに犯人の上に乗っている不安カウンターを除去する事により、犯行を防ぐことが可能なわけです(これがなかなか難しいわけですが……)。

 事件の犯人は、基本的にバラバラです。
 これが小説であれば一人の犯人によって複数の犯行が行われているところですが、このゲームでは「複数の事件が絡み合うことによってひとつの惨劇になる」という事になっています。
 単純な事件を悪意によって組み合わせ、複雑怪奇な「惨劇」に仕立て上げる脚本家、その《悪意》を白日の下に曝け出し、惨劇そのものを解体する事が主人公の目的となります。
 惨劇なんてなかったんだ!

6.最後の戦い
 事件を解明しても、その凶行を止める事が出来ず惨劇が引き起こされてしまった……幾多の惨劇の中には、そのような場合も多々あるでしょう。
 しかし、諦めてはいけません。まだ脚本家に勝利する手段は残っています。
 それが、最後の戦いです。

 最後の戦いは、ループ終了後に発生させる事が出来ます。
 大体は、最後のループに敗北した時に発生させる事になるでしょう。

 最後の戦いで行う事は、「全ての登場人物の役職を看破する事」です。
 九人の登場人物の役職を推理し、その全てを見破った場合、主人公側の勝利となります。
 もちろん、脚本家もこの戦いに備え、登場人物の役職を隠しながら事件を起こしていくでしょう。

 この戦いに敗北すれば、惨劇を止める術はもうありません。
 惨劇中に起こったあらゆる行動を吟味し、最後の希望を掴み取りましょう。

7.プレイ指針
 最後に、何度かプレイして感じた簡単なプレイ指針を残します。

A.主人公側

・1ループ目は敗北して当然だと考えよう
 逆に言えば自由に情報収集を行えるチャンスです。
 出来るだけ最終日まで生き残り、事件の推移や人物の行動を見極めましょう。

・登場人物の友好を稼ぎ、能力を行使させよう
 役職には「友好無視」がついている場合が多く、能力の行使を拒否される可能性は常に付きまといます。
 しかし、逆に考えれば、「能力の行使を拒否される=その登場人物が友好無視の役職を持っている」という事に他なりません。

 情報屋や巫女、サラリーマンなどは事件の推理にとって重要な能力を持っていますので、積極的に活用していきましょう。それで情報が得られればよし、拒否されてもそれはそれで重要な情報となります。

・殺人は貴重な情報ソース。避けるべきではない
 「ラバーズ」や「メインラバーズ」は、「○○が死んだ時に××が起こる」という能力を持っています。
 また、クロマクやミスリーダーなどは生かしておいてもどうせろくな事になりません。
 脚本家もその能力を制御出来ない「シリアルキラー」の存在は、事件の情報を得る場合にも、脚本家の思惑を崩し惨劇を回避する場合にも、非常に役立つ事でしょう。

 主人公側の勝利条件はあくまで、「ループ終了時に敗北条件を満たしていない事」です。
 よく考え、有利に物事を運びましょう。

・「起こしていい事件」と「悪い事件」の区別をつけよう
 事件には、致命的な事件とそうでないものがあります。
 例えば「不安拡大」や「邪気の汚染」といった事件は発生しても即ループ終了には繋がりませんが、「病院の事件」「自殺」といった事件はかなり危険です。

 特に「病院の事件」は発生しても何の情報も出てこない場合が多く、凶悪です。出来る限り、これを発生させないように頭を捻りましょう。

・事件の話し合いは簡潔に、要領よく
 この惨劇が「惨劇中は相談出来ない」オプションを採用していた場合、ループ後に5~10分の相談時間を設ける事が出来ます。出来る限り簡潔に「この惨劇のルール」や「推測される役職」、「次のループでの方針」を話し合いましょう。

 だらだらと喋っている時間は、貴方たちにはありません!

B.脚本家側

・主人公を敗北させる手段は常に確保しよう
 これはかなり重要です。
 貴方がその場で脚本を組み上げた場合、貴方のプレイングミスから主人公を敗北させる手段を失ってしまう事は十分ありえます。

 主人公の努力があったにせよ、まだほとんどの惨劇が解明されていない時点で「ループ終了、主人公たちは勝ちました」などとなってしまっては、爽快感も何もありません。
 そうならない為にも、自分の勝利条件を把握し、管理して行く事は重要です。

・そのループで何の勝利を狙うか、それを決めておこう
 上記に関連した事ですが、「1ループ目ではこの勝利を狙う」「2ループ目ではこの勝利を狙う」と事前に決めておく事により、「わけがわからなくなってプレイングをミスした」という事が少なくなります。

 目的を明確化し、そのループでどう立ち振舞うかをしっかり決めておきましょう。
 そうする事によって、適度に主人公に情報を与える事も可能になります。

・情報は出し惜しみ「しすぎない」
 このゲームは脚本家と主人公の勝負です。なので、脚本家は主人公にあまり情報を与えないように経ち振舞ってしまいがちです。また、脚本家が事前に準備していた場合、「ほとんど情報の出ない立ち振舞い」は可能です。

 しかし、同時にこれは「ゲーム」でもあります。
 果たして、何の情報も得られず、ただ時間だけを浪費した上に敗北するようなゲームを面白いと思ってプレイする人間がいるでしょうか?

 あなたは「惨劇」の脚本家であると同時に、「惨劇RoopeR」というゲームの脚本家でもあるのです。
 このゲームが面白くなるか否かは、貴方の手腕にかかっています。
 適度に情報を制限し、「面白いゲーム」になるように心がけましょう。

・じゃあ、結局ガチの勝負ではないの?
 もし貴方が「脚本家と主人公の勝負は常に真剣勝負であるべき」と考えるのであれば、脚本は当日、プレイ前にダイスか何かを振って組み上げるようにした方がいいでしょう。

 これは「そうした方が、脚本にかける時間が少なくなるから」です。
 当日に脚本を組み上げる場合、脚本を深く吟味する事は時間の関係上難しいと言わざるを得ません。ダイスで決定し、そこから各人物の行動を決定する方が楽に脚本を組み上げられるでしょう。

 もし貴方が脚本を吟味し、各ループで主人公に与える情報の制御を是とするのであれば、前日にでも脚本を組み上げ、行動指針などをメモした紙を用意しておく事をオススメします。
 こちらの場合は、脚本家のプレイングミスは格段に減少し、突発的な事故により主人公が勝利するという事はなくなるでしょう。

 この場合、惨劇の難易度は飛躍的に上昇します。
 脚本家は、何ループ目にどれだけの情報を主人公に与えるか、きちんと管理しましょう。

 後者の場合、「ガチの勝負じゃないじゃないか」という感想が出てくるのはある意味当然です。
 しかし、それはやり方次第でどうとでもなります。
 先ほど少し触れたように、その「惨劇」をみんなで楽しくプレイしたかどうか、その脚本を描いたと考える事も出来ますし、以下のような例の場合でも、十分真剣勝負と言えるでしょう。

例:

・最終ループ
・ルールXとYは既に判明している
・役職が確定していない人物が2~3人いる


 このような場合、「これ以上日数を与えれば主人公側に確定的な情報を与える事になる」と思えば、何らかの手段を用いて(もちろん、その手段を用いる際の条件は満たしている必要はありますが)強制的にループを終了させ、最後の戦いを挑ませるべきでしょう。
 主人公は各登場人物のそれまでの行動を吟味し、役職を推理する事になります。
 少ない情報から正しい答えを導き出されれば貴方の負け、そうでなければ貴方の勝利です。

 最後の戦いを挑ませるタイミングは、「ルールX、Y共にほぼ確定している」時、「メインラバーズは判明しているがラバーズが判明しない」「二つ以上の役職が『いる』事は確定しているが、『どの人物か』までは確定していない」などの不確定要素がある場合が最適でしょう。

8.最後に
 色々と書きましたが、同じルールの組み合わせでも『事件』や『役職』の組み合わせによって、様々な推理が楽しめるのがこのゲームのいいところだと思います。
 何回かプレイして、各プレイヤーが慣れてきた場合は、独自のルールを採用しても楽しめるのではないでしょうか?

 それでは、皆さんよいプレイを!

ループを繰り返し惨劇の裏に潜む《悪意》を暴け! 『惨劇RoopeR』前編

 最近話題になっている、「惨劇RoopeR」(http://bakafire.main.jp/rooper/sr_top.htm)というボードゲームを何度かプレイしました。

 ゲームとしては「ひぐらし」「うみねこ」といったものを考えていただければわかりやすいかと思います。
 ひぐらしやうみねこをプレイした事がないという方にご説明すると、惨劇の裏に潜む人間の悪意を暴き立て、それを未然に防ぐゲーム、とでも言えばいいでしょうか。

 何度かプレイしましたが、なかなか面白いゲームだと思います。
 同人ゲーとしてこれだけ遊べるゲームがあるのですから、なかなボードゲームの世界も奥が深いですね。
 追加ルールの発売も予定されていると言うことで、楽しみです。

 というわけで、ゲームの紹介をしつつインストに使える文章を目指し、簡単なプレイ指針を挙げていきたいと思います。

・はじめに
 このゲームは、「脚本家」と呼ばれるプレイヤー一人と、「主人公」と呼ばれるプレイヤー最大三人によるゲームです。「脚本家」によって惨劇は作られ、「主人公」は繰り返すループの中で、その脚本家の描いたシナリオの結末を回避しなければなりません。

1.惨劇を構成するもの
 惨劇は、ひとつのルールYと、ふたつのルールXによって構成されます。
 選択されたルールによって、いくつかの「役職」と呼ばれるものや、決まりごとが追加されます。

「一体どんなルールが存在するのか?」

 それは主人公側にも公開されています(そうでなければ、ゲームにならないからです)。プレイヤーは公開されたルールのパターンの中から、XとYを推察するわけです。

 プレイヤーはこのルールYとXを推察することにより、自分達が挑む惨劇に存在する「役職」にアタリをつけることが出来ます。惨劇に存在する「役職」を知ることは、惨劇を止めるためだけでなく、惨劇を止められなかった時にも非常に重要になります。

2.場所
 惨劇の舞台は、「都市」「神社」「学校」「街」の四つに分けられます。

・惨劇の初日には、それぞれ初期配置のキャラクターが存在しています。
・キャラクターによっては移動できない「場所」があります。脚本家、主人公時共に注意しましょう。
・「場所」に、仕組まれた陰謀を表す「暗躍カウンター」が乗ることによって惨劇が起こる場合もあります。

3.登場人物
 惨劇には、常に九人の登場人物が存在します。

・登場人物は、それぞれ「学生」や「男性」などの属性を持っています。
・登場人物には精神的タフさを表す「不安臨界」と呼ばれるものがあり、その臨界以上に不安(「不安カウンター」で表されます)が溜っていると、「事件」を起こす可能性があります(※後述)。
・登場人物はそれぞれ固有の能力を持ち、彼らが主人公に一定の好意を持っている場合(「友好カウンター」で表されます)、その能力を使用することが出来ます。
(例:男子学生の上に友好カウンターが三つ置かれている場合、そのうち、男子学生の能力の消費分(二つ)のカウンターを取り除く事により、その能力を使用することが出来る)
・登場人物によっては、特定の「場所」に移動できなかったりします。
・登場人物はそれぞれ、「役職」(後述しますが、裏の顔だとでも思ってください)を持っています。

 以下、軽く登場人物の紹介をしていきます。

・男子学生
 思春期の男子学生です。
 自分以外の「学生」の上に乗っている不安カウンターをひとつ取り除きます。

 特に何の変哲も無い男子学生ですが、こいつがミスリーダーだとそのどや顔に終始イラつかされることでしょう。

・女子学生
 思春期の女子学生です。
 自分以外の「学生」の上に乗っている不安カウンターをひとつ取り除きます。

 女子学生は不安臨界が高く、「事件」の犯人には向きません。これに積極的に不安カウンターを置きに行くということは、何らかの理由がある場合が多い……かもしれません。そうでないかもしれません。

・お嬢様
 タカビー系(死語)のお嬢様。お嬢様かわいいよかわいいよお嬢様。
 このキャラクターが「学校」もしくは「都市」にいる場合、同エリアにいるキャラクターひとりに友好カウンターをおきます。

 脅威の豆腐メンタル(不安臨界1)を誇り、「事件」の犯人としてこれほど適した存在はいません。二日目に事件が起こり、その時お嬢様に不安カウンターが乗っていたのなら、その犯人は確実にお嬢様。
 「お嬢様の友好を無駄に稼ぐ」「お嬢様の上に山ほど不安を積んでいく」など、非論理的なプレイもたまに見られます。

・サラリーマン
 一切の自己を主張しない、そう、彼こそキングオブモブ。
 能力としては、自分の役職を公開します。

 この能力はかなり手軽に使えるため、サラリーマンに役職(※後述)を配置することはなかなか冒険と言わざるを得ないでしょう。勿論、それを逆手にとって彼が役職を持っている場合もあります。学校に移動できませんが、このご時勢では仕方ありませんね。

・刑事
 いぶし銀の刑事(デカ)。イラストを見るにつけ、現場からの叩き上げっぽいです。オールバック。

・「この」ループで発生「した」事件ひとつの犯人を知る
・同エリアで死亡した登場人物がいた場合、その死亡を無効化

 という二つの能力を持っています。
 結構役職を持っている場合が多いですが、このキャラクターも高い不安臨界を持っているため、あまり犯人には向きません。能力的にもいまひとつな感じが否めず、「刑事を生かす」という目的で脚本を組まなければ、あまり生きてこないキャラクターな気が……。

・情報屋
 情報屋のおねーさん。巨乳。エロゲだったら情事のシーン稼ぎに使われる役。
 ルールX-1かルールX-2のどちらかを指定し、公開します。

 非常に強力な能力のため、役職持ちになっていて能力の行使を拒否られるか、さもなければ惨劇序盤で殺されるかのどちらかというかわいそうな役回りなことが多いです。
 もっとも、既にルールの片方が割れている場合、能力を行使しても、判明したのは既に割れているルールだった……という場合もあるので、一ループ目以外では重要度は下がります。

・医者
 イラストが胡散臭い。こいつが犯人でなければ誰が犯人だと言うのだ。というレベル。

・同エリアにいる自分以外のキャラクターの不安をひとつ取り除くor乗せる
・同ループ中、「入院患者」が病院以外に移動できるようになる

 という二つの能力を持っています。
 重要なのは前者の能力で、このキャラクターが役職を持っている場合、この能力を「脚本家が」使用する事が可能になります。これは、脚本家にとっては非常に有利に働く能力です。もっとも、安易に使用すれば、医者が役職を持っているという事を公開してしまう事になりますが……。
 医者がミスリーダー(※役職のひとつ)であった場合、その見極めは非常に難しい事になります。落ち着いてルールを推察し、その役職を推理しましょう。

・入院患者
 ボーイッシュ娘キタコレ。と思わせておきながら、燦然と輝く「男性」の属性。
 何も能力を持ちません。

 入院患者は何も能力を持ちません。どれだけ病弱なんだ。
 しかしながらそれは、脚本家にとっては非常に「惨劇の引き金として使いやすい」という事を意味します。足が遅い的は当てやすく、動かないなら尚更です。

・巫女
 世間知らずの箱入り娘。箱入りすぎて街にいけません。巫女かわいいよ巫女。

・神社から「暗躍カウンター」をひとつ取り除く
・同エリアにいる登場人物ひとりの役職を知る

 という二つの能力を持ちます。
 後者は情報屋と同じくらい強烈な能力です。前者も、ルールによっては強力なものとなるでしょう。
 但し、情報屋と同じくループを重ねると役職の予想はついていくため、二週目以降の後半の重要度は下がります(そんなことしてる場合じゃないとも言う)。
 お嬢様と同じく、「巫女の友好を無駄に稼ぐ」「巫女だけは絶対に死なせねぇ!」など、非論理的なプレイもたまに見られます。

4.役職
 キャラクターが持つ裏の顔、それが役職です。
 役職の中には「友好無視」という属性を持つものがあり、その場合、登場人物は能力の使用を拒否することが出来ます(使用する事も出来ます)。
 非常に多くの役職があるため、以下では軽く解説するに留めます。

・キーパーソン
 死ぬと主人公が敗北し、そのループがおわります。何者だというのだ……。

・キラー
 キーパーソンを殺したり、主人公を殺したりします。殺人鬼コワイ。

・クロマク
 登場人物か場所に「暗躍カウンター」をひとつ置きます。アンダーカヴァーは使いません。

・アンサツシャ
 キラーと何が違うかと言われれば、多分こっちは忍んでる。
 非常に豊富な手段で主人公を殺したり登場人物を殺したりします。暗躍が乱舞していたら要注意。

・アクリョウツキ
 移動禁止、暗躍禁止を無視します。
 ブリッジで移動するんでしょうか?

・ウィッチ
 能力の使用を求められた時、拒否「しなくてはなりません」。
 魔女は人間の敵なんだよ、ヴァーーーーーーーーーーーーカ!!!

・フレンド
 このキャラクターがループ終了時に死亡していると、主人公が敗北します。
 これって、「主人公の」フレンドって意味なんですかね……。

・ラバーズ
 「メインラバーズ」が死亡している場合、自分に「不安カウンター」を六個乗せます。
 リア充爆発しろ(主人公敗北)。

・メインラバーズ
 「ラバーズ」とほぼ同じですが、逆恨みで主人公を殺したりします。
 「あんたがこの街にこなけりゃ、彼は死ななかったのにッ!」みたいな病み方をするようです。

・シリアルキラー
 二人きりになると殺しにかかってきます。
 友好無視がついていないので、作中で「いいキチガイ」みたいに描かれる役か……。

・マイナス
 何の能力もありません。
 球磨川か。

・ミスリーダー
 同エリアの登場人物の不安を煽ります。
 露骨に不安を煽って来る事が多く、その様は主人公をイラつかせ、よく「シリアルキラーに殺してもらおう」と言われてしまう役柄です。
 ちょ、ちょっと采配をミスっただけやないか!

 長くなりましたので、ここら一度筆を置こうと思います。
 次回は、「事件」と、脚本家時、主人公時のプレイポイントをいくつか書く予定です。
 それでは、また。

 

追記:
というわけで後編を書きました。
http://blue876.hatenablog.com/entry/2012/02/27/123806